可視化情報シンポジウム 2021

シンポジウムは終了しました.多くの方々にご参加いただき,誠にありがとうございました.

(講演数:134件,参加者数:250名)

受賞者を掲載しました. ベストプレゼンテーション賞アート賞

COVID-19収束の見通しがつかないため、オンライン開催とさせていただきます。

本シンポジウムは種々の分野における可視化情報に関する研究交流を活発に行うことにより,可視化情報の利用技術を広範囲に発展させることを目的としています.可視化手法の開発・改良はもちろんのこと,画像処理などの関連する技術や,新しい分野への応用例についての発表も歓迎します.可視化情報に関心をお持ちの方は奮ってご参加ください.

是非とも積極的な参加をお待ちしております.

開催日(オンライン開催)

2021年9月9日(木),10日(金),11日(土)

特別講演

Xiaoru Yuan 教授(北京大学)

Visualizations during the COVID-19 Pandemic

During the still ongoing COVID-19 pandemic, visualization has demonstrated its unique power in communication during the information era. In this talk, I will first present a series of visualizations done by my team and collaborators in the beginning of 2020 on the theme of COVID-19. Among them, some visualizations have been broadcasted by the media with a large audience. Then a visual analytical platform for collaboratively collecting, annotating, and analyzing a global collection of visualizations related to the COVID-19 pandemic will be introduced. The visualization samples we have collected through this platform could inspire further research in the direction of understanding how visualizations interact with the society. Key findings from this systematic approach will be discussed. Read more.

小池 英樹 教授(東京工業大学)

スポーツ技能獲得支援のためのVR/AR視覚的トレーニングシステム

 多くのスポーツにおいて正しい運動姿勢を習得することは重要である.現在はビデオ撮影を行い,運動後にプレビューを行うのが一般的であるが,実時間でのフィードバックが理想的である.また,実際のスポーツは動作が高速なため正しい姿勢の把握が困難で,何度もトレーニングを行う必要がある.

 本講演では,我々の研究グループが開発したVR/ARを用いた視覚的トレーニング環境について述べる.1つ目はゴルフとスキーを対象とし,熟練者と学習者の差分を様々な視覚化手法を用いて実時間提示するシステムである.2つ目は卓球を対象とし,VR空間を用いてボールの速度を変化させることで高速なスピンボールの返球を効果的に習得させるシステムである. もっと読む

坪倉 誠 教授(神戸大学)

「富岳」を用いた飛沫・エアロゾルの可視化と新型コロナ感染リスク評価による社会啓発

2019年末に中国で発生した新型コロナウイルスは、瞬く間に世界中に蔓延し、我々の生活を一変させた。この未知のウイルスはどのような経路で人から人に感染するのか?我々のグループでは、最新鋭スパコン「富岳」を用いて膨大なシーンでの飛沫・エアロゾルの飛散シミュレーションを行い、感染リスクを評価することで、社会に対して飛沫感染に対する理解と感染予防の重要性を啓発してきた。本講演では特に、感染症に対する社会啓発における可視化の重要性と共に、その限界や問題点についても議論したい。もっと読む

重要な期日

参加申込締切日
2021年9月3日(金) (支払い完了まで)
講演者参加申込締切日
2021年8月20日(金) (支払い完了まで)
本論文投稿締切日
2021年7月23日 2021年7月9日
講演申込開始日
2021年4月16日

会場

オンライン

方式

オンライン方式

ハイブリッド方式(慶應義塾のCOVID-19対応活動制限が解消されない場合オンライン方式に切り替え)

講演内容

  1. 特別講演

    講演者確定後に,本ホームページに掲載いたします.

  2. 一般講演

  3. オーガナイズドセッション(変更・追加される可能性があります)

    • ウェーブレットと知的可視化の応用
    • レーザ利用の可視化と計測
    • 蛍光・燐光を用いた熱流体計測
    • マイクロ・ナノ輸送現象の可視化
    • 渦,はく離,後流の可視化
    • 超音波を用いた流体計測
    • 生物・生体まわりの可視化
    • サイエンティフィックアート&スポーツ
    • ソーシャルデータの可視化
    • ビジュアルデータサイエンス
    • 心理情報
    • 人工知能と可視化
    • 地球環境・災害の可視化
    • 乱流および乱流遷移現象の可視化
    • 医療に関わる可視化
  4. アートコンテスト

  5. 学生プレゼンテーションコンテスト

懇親会

検討中

申込方法

全ての講演申し込みは本ホームページをご利用ください.

申込記載事項

  1. 論文表題(和文および英文)

  2. 著者名,会員資格,所属(共著の場合は著者順に記入,講演者に〇印)

  3. 連絡先(所在地,所属,氏名,電話,電子メールアドレス)

  4. キーワード(可視化の手法,対象となる現象名など,3つ以内)

  5. 一般講演またはオーガナイズドセッション名

  6. 要旨(200字以内,英文の場合150 words以内)
    ※論文表題及び著者名は原則として変更できません.変更する場合は本論文投稿前にご連絡ください.申込時と大幅に異なる場合,論文が受理されない場合があります.

  7. 使用機器は原則PCプロジェクターです.その他機器をご希望の方は講演申込の際にご連絡ください.

論文募集日程(変更しました)

  • 発表申込開始: 2021年4月16日(金)

  • 発表申込締切: 2021年6月25日(金) 2021年6月11日(金) 2021年5月28日(金)

    たくさんの申し込みをありがとうございました.論文投稿をお待ちしております.

  • 本論文投稿締切: 2021年7月9日(金)

連絡先:実行委員会

委員長
慶應義塾大学 理工学部情報工学科 藤代 一成
〒223-8522 神奈川県横浜港北区日吉3-14-1 TEL: 045-566-1752
Email: fuji@ics.keio.ac.jp
幹事
北海道情報大学 情報メディア学部 情報メディア学科 伊藤 正彦
〒069-8585 北海道江別市西野幌59番2 TEL: 011-385-4411
Email: imash@do-johodai.ac.jp
委員
青木 滉一郎(東洋大学)
加藤 千恵子(東洋大学)
川口 達也(東京工業大学)
関西 優美子(慶應義塾大学)
竹島 由里子(東京工科大学)
夏川 浩明(京都大学)
平塚 将起(工学院大学)
脇田 建(東京工業大学)
学生スタッフ:
浅山 優芽(慶應義塾大学)
打木 陸雄(慶應義塾大学)
高野 芙巳生(工学院大学)
王 婷(京都大学)

主 催

一般社団法人 可視化情報学会

共 催

慶應義塾大学理工学部

協賛