可視化技術に関わる研究者・教育者・企業関係者・学生の交流の場を提供するワークショップを開催いたします。
可視化に関係ある幅広い分野からの基調講演を企画し、さらにポスター発表を広く募集します。
自然科学・工学・医学から人文科学・社会科学・芸術まで、幅広い対象の可視化の研究発表を歓迎いたします。
皆様のご参加を心からお待ちしております。

日時: 2023年3月13日(月)
場所: 神戸大学六甲キャンパス瀧川記念学術交流会館(ハイブリッド形式)
連絡先: visws2023_at_googlegroups.com

参加登録・発表募集

参加費

無料(学生)
5000円(可視化情報学会会員・協賛学会会員)
7000円(一般)
  • 参加費は非課税です。
  • 参加費の支払方法については、 3月13日(月)までに 登録フォームに記載の指定口座へお振り込みください。


参加登録フォーム
こちらから参加登録してください。

ポスター発表募集

可視化に関係あるポスター発表を広く募集します。
  • 予稿の提出は必須ではありませんが、ポスターのソフトコピー(PDF形式)の提出を歓迎します。
    • ポスターのソフトコピーを提出しない場合にも事前申込は必須ですのでご注意ください。
    • ポスターのソフトコピーを当ウェブに掲載いたしますのでご注意ください。
    • ポスター発表については、ハイブリッドではなく対面のみの開催です。
  • 学生による優秀なポスター発表を当日投票により表彰します。
    • ただし表彰対象者はポスターのソフトコピーを提出した人に限られる点にご注意ください。
申込期限:2月27日(月)
ソフトコピー提出期限:3月6日(月)


ポスター発表申込フォーム
こちらからお申込みください。
  • 発表申し込みフォームが開けない場合は他のGoogleアカウントから試してみてください。
  • それでもダメな場合は visws2023_at_googlegroups.comに連絡をください。

ポスター発表申込フォームについての備考
  • ポスター発表の申込に関する入力事項と、ポスター投稿の投稿先が同じフォーム内にあります。
  • ポスター発表の申込に関する入力事項のみ、入力必須事項となっているので、ポスターが未完成でも登録することができます。
  • 申込登録をすると、記入したメールアドレスに登録したフォームのURLが送信されるので、
    3月6日(月)までに送信されたURLのフォームからポスター投稿をお願い致します。
  • また、申込やポスター投稿で何か修正等ある場合も、送信されたURLのフォームから修正をお願い致します。

プログラム

10:30〜11:00

基調講演1

視覚情報は私たちに何を与えるか?(小谷 一孔)

11:00〜12:30

昼休み

12:30〜14:30

ポスター発表

14:40〜15:10

基調講演2

災害・戦災をテーマとした多元的デジタルアーカイブズ・シリーズ(渡邉英徳)

15:15〜15:45

基調講演3

防災シミュレーションに必要なデジタルトランスフォーメーション(大石哲)

15:50〜16:20

シーグラフ東京セッション

現地+オンラインで開催した SIGGRAPH 2022 & SIGGRAPH ASIA 2022 レポート(安藤幸央)

16:30〜16:45

閉会式・ポスター発表表彰



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基調講演

小谷一孔

北陸先端科学技術大学院大学
情報学研究科 教授

基調講演1:
視覚情報は私たちに何を与えるか?

視覚情報(画像)は私たちに物体の存在だけでなく、形状や色、質感を伝えます。更に私たちの心理特性に作用して重さや美しさ、感情さえ伝わることがあります。 視覚情報(画像)を画素単位の明度、彩度、色相の値の集合として表現すれば物理量として計量可能になります。 これら物理量が私たちの視知覚系を介して心理、感情などの主観量を生起させるとき、 物理量ー主観量との間の関係を機械学習によりシミュレーションする研究も盛んになってきました。 今回はいくつかの研究例を挙げて視覚情報が私たちに何を与えてくれるのか?これが計算機にも伝わるのかについて皆様と議論できればと思います。



渡邉英徳

東京大学大学院
情報学環・学際情報学府 教授

基調講演2:
災害・戦災をテーマとした多元的デジタルアーカイブズ・シリーズ

広島・長崎原爆,東日本大震災,さらにウクライナ侵攻など,戦災・災害の貴重な記憶を可視化し, 未来に継承する 「デジタルアーカイブ」のデザイン手法, 地域の人々が主体的にアーカイブを育んでいくためのコミュニティ形成のありかたについて, 実演を交えて解説します。

渡邉英徳
1974年生まれ。東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授。 東京理科大学理工学部建築学科卒業(卒業設計賞受賞)。 筑波大学大学院システム情報工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。 首都大学東京システムデザイン学部 准教授、 ハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所客員研究員などを歴任。 著書に『データを紡いで社会につなぐ』『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』(共著)など。




大石哲

神戸大学
都市安全センター 教授

基調講演3:
防災シミュレーションに必要なデジタルトランスフォーメーション

「データの活用のためには計算プログラム以外に大容量データの高速検索,自動変換による非BIMデータのBIM活用」を さらに進めて,DXで災害被害を軽減しようとするときの問題点と解決方法について述べる. 具体的には,データを統合・変換してシミュレーション用の入力ファイルを作る際の工数削減方法について述べる. その際にデータ処理プラットフォーム(DPP)(大谷ら,2019)の考え方を紹介する. また,これまでに実施した橋梁分野の3次元可視化やコンクリート分野のシミュレーションで用いられた事例を紹介する.

大石哲
1991年 京都大学工学部土木工学科卒業,1993年 京都大学大学院工学研究科土木工学専攻修了, その後,京都大学助手,山梨大学助教授・准教授を経て,2009年 神戸大学教授 現在に至る. 2016年4月〜2018年3月 神戸大学都市安全研究センター長,2017年 理化学研究所計算科学研究センター  チームリーダーを兼任,現在に至る. 神戸大学教授としての研究テーマは「災害脆弱性を指標にした土砂災害起源の複合災害の条件付き災害発生確率に関する研究」  授業では「河川・水文(すいもん)学」「流域システム」などを講義.理研での研究テーマはスーパーコンピュータ「富岳」を活用して, 「インフラに関するデータ連携を目的とした3次元モデル自動作成技術に関する研究」. 学会活動:土木学会(水工学委員会水害対策小委員会 小委員長),水文(すいもん)・ 水資源学会(元理事),国際水圏環境工学研究会(water resources management technical comittee chair)など. 行政的には,兵庫県武庫川水系河川整備計画フォローアップ懇話会座長(平成25年〜), 国土交通省近畿地方整備局加古川流域懇談会委員(平成26年〜),国土交通省近畿地方整備局揖保川流域懇談会委員(平成27年〜), 静岡県公共事業評価委員会会長(平成29年〜),静岡県河川審議会会長(平成29年4月〜)など.


安藤幸央

シーグラフ東京委員長

現地+オンラインで開催した SIGGRAPH 2022 & SIGGRAPH ASIA 2022 レポート

コンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術の学会、祭典でもあるSIGGRAPH。 昨年行われた米国開催のSIGGRAPH 2022と韓国開催のSIGGRAPH ASIA 2022より 最新のCG/VR/AR/人工知能活用などの研究内容、発表内容を多岐にわたってご紹介いたします。

安藤幸央
シーグラフ東京委員長。 株式会社エクサ スマートシステム開発本部 / 企画部 所属。 三次元コンピュータグラフィックス、ユーザエクスペリエンスデザインが専門。 Web、情報家電、スマートフォンアプリ、VRシステム、 巨大立体視ドームシアター、デジタルサイネージ、メディアアートまで、多岐にわたった仕事を手がける。 「Generative Design—Processingで切り拓く、デザインの新たな地平」翻訳、 「Processing:ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門」翻訳、 「SF映画で学ぶインタフェースデザイン アイデアと想像力を鍛え上げるための141のレッスン」監訳。



実行委員会・協賛団体

主催

可視化情報学会

協賛企業

HPCテック
富士テクニカルリサーチ
CYBERNET

協賛学会

芸術科学会

実行委員会

坂本尚久 (神戸大学) (実行委員長)
宮地英生 (東京都市大学)(会計)
伊藤 貴之 (お茶の水女子大学)
北川千夏 (サイバネットシステム株式会社)

アクセス