研究会
風洞研究会
主査
浜本 滋 ((国研)宇宙航空研究開発機構)
幹事
田口正人
研究会紹介
研究会が取り組む課題は,「風洞およびそれに付随する実験技術の進歩に貢献する」ことにある.当該課題は,可視化情報学会において流体力学・工学分野での実験技術の高度化の観点から重要であり,従来技術の伝達のみならず,最新技術の動向を知る上で本研究会継続することは重要である.「風洞およびそれに付随する実験技術の進歩に貢献する」という課題に対しては,技術動向調査として定期的に年4回程度の研究会を開催し,情報交換・議論の場を提供する.その際に物理,航空,自動車,建築等の広範囲分野から研究者・技術者を募り,学際的な集まりとする.またシンポジウム等を開催することにより広く情報提供と学会活動を通じた風洞技術の啓蒙を継続する.
活動紹介
- 第45回可視化情報学会全国講演会, OS:風洞計測技術(案)(2017)
- 風洞技術に関する動向,実験手法等講演会(2016/11)
ビジュアルデータマイニング研究会
主査
小山田耕二(大阪成蹊大学)
幹事
夏川浩明
研究会紹介
ビジュアルデータマイニング研究会は,VDM*1技術の日本国内への紹介・普及と,同分野の開拓を推進することを目的として活動してきた.因果推論は科学の本質的な問いの1つであり,因果推論におけるVDMの推進が今後一層重要性を増すと考えられる.本研究会では,VDM技術と因果推論の融合を目的とした活動を行う.因果推論における最新動向を共有するため,外部講師を招いた因果推論講習会を開催する.また,VDM技術の更なる普及と,因果推論への適用を目的としたVDMハッカソンを開催する.そして,ハッカソンの優れた成果は可視化情報シンポジウムや学会誌で報告する.
*1VDM: Visual Data Mining(ビジュアルデータマイニング)
活動紹介
- 可視化情報学会全国講演会OS(2018)
- 可視化情報シンポジウムにOS(2018)
- 因果推論講習会(2016,2017各2回)
- ビジュアルデータマイニング講習会(2016,2017各2回)
- ビジュアルデータマイニングハッカソン(2016,2017)
PSP/TSP研究会
主査
染矢 聡
幹事
松田 佑
研究会紹介
蛍光燐光等の機能性分子を用いて圧力などの物理量分布を可視化するPSP*1/TSP*2技術の高度化と一般化に取り組む.当該技術はあらゆる科学分野を支える可視化技術の一つであるが,時空間分解能や計測感度の向上といった技術課題や技術の普及・一般化という命題が残っている.PSPTSP技術の高度化,普及,一般化という課題を解決するため,国際的視点で技術交流を継続的に展開しつつ,国内外の会議で定期的に技術情報を公開する.また,講習会の開催によって技術の裾野を広げ普及促進に努めるほか,更なる普及を目指した一般化手法について議論を続ける.PSPTSPの技術動向をまとめ活動報告として学会誌等を通じた情報発信を行う.
*1PSP: Pressure-Sensitive Paint(感圧塗料)
*2TSP: Temperature-Sensitive Paint(感温塗料)
活動紹介
- 第44回可視化情報シンポジウム, OS4:蛍光・燐光を用いた熱流体計測(2016/07/20)
- 可視化フロンティアPSPTSP講習会(2016/07)
- 日本機械学会流体工学部門講演会OS(2016/11)
- 可視化フロンティアPSPTSP講習会(2016/12)
- 可視化情報シンポジウムOS(2017/07)
- 可視化フロンティアPSPTSP講習会(2017/08)
- 日独セミナー(2017/09@ドイツ)
- 第9回日韓熱流体工学会議 OS(TFEC9, 2017/10@沖縄)
- 可視化フロンティアPSPTSP講習会(2017/12)
UVP研究会
主査
木倉宏成 (東京科学大学)
幹事
荘司成熙
目的
近年,超音波流速分布計測計(UVP*1)の発展により,超音波を用いた流体計測技術は,従来の超音波流量測定法ばかりでなく,より一般的な流動場の測定法や可視化方法として進展し,流体計測の新しい手法として確立しつつある.従来のUVPは流動場の時空間情報が得られるため,広い応用分野が考えられる一方,ハードウェアの現状は,装置の製作メーカに依存せざるを得ない状況にあった.そこでUVPの適用範囲の拡大,その際に必要となるマシンスペックや信号処理アルゴリズム,フィルター類の拡充,データ処理方法およびトレーサやトランスジューサなどの付帯条件等について調査・検討を行い,新しいハードウェアおよびソフトウェアを超音波・流体・可視化等の専門家のもと研究していく事を本研究会の目的としている.
*1UVP: Ultrasonic Velocity Profiler
活動紹介
- 研究会3回/年(2016/06/29)
- 可視化情報シンポジウムOS11「超音波を用いた流体計測I/II」(2017/07)
- 可視化情報学会全国講演会(2016/10, 2017)
- 国際会議(10th International Symposium on Ultrasonic Doppler Methods for Fluid Mechanics and Fluid Engineering: ISUD10(2016/09)
こころの可視化研究会
主査
加藤 千恵子 (東洋大学)
幹事
青木 滉一郎
目的
こころの可視化は,一般的には非常に難しい課題である.しかし,人のこころの変化,ある集団のこころの特質を一目でわかるように可視化できれば,カウンセラーやクライアント本人が自分の状態を把握することができたり,特定のグループに対してそのこころの特質にあった対応ができるなど,多くの分野で有効な活用が見込まれる.そこで,本研究会では,個人・集団のこころの状態,変化,特質をわかりやすく効率的かつ効果的に可視化する方法を心理学,生理・生体学,統計学,流体力学,計算機科学,感性工学,認知科学,データマイニング,ビッグデータ解析,芸術療法学,ヨーガ哲学など様々な分野の枠を超えて学際融合的なアプローチで可視化情報学を探求することを目的とする.また,心理系,認知系の研究者と伝統的な可視化分野の研究者に議論の場を提供することで, 可視化情報学研究に新たな展開を生み出すことを目指したい.
活動紹介
- 可視化情報シンポジウムOS9「心理情報と可視化I/II」(2016/07)
- 可視化情報学会全国講演会WS(2016/10)
- 可視化情報学会全国講演会(2017)
研究会に参加ご希望の方は事務局にお問い合わせください
過去の情報はこちら(PDF)