可視化情報学会では,可視化情報学会賞(論文賞,技術賞,奨励賞,映像賞)の応募期限を2月28日に延長しました.
案内
各賞の詳細,応募方法などはこちら(2/5修正).
可視化情報学会では,可視化情報学会賞(論文賞,技術賞,奨励賞,映像賞)の応募期限を2月28日に延長しました.
各賞の詳細,応募方法などはこちら(2/5修正).
1. 講演題名:エッジ束化平行座標プロットによるアンサンブルデータ向け視覚分析システム
講演者 :渡辺 敬太(神戸大学)
2. 講演題名:単眼カメラと超音波センサを用いた3次元形状情報取得に関する基礎研究
講演者 :安井 和哉(東京工業大学)
3. 講演題名:デスクトップ型エアカーテン装置によるエアロゾル粒子の遮断効果
講演者 :武藤 広将(名古屋大学)
4. 講演題名:時系列データのスマート可視化
講演者 :本田 健悟(慶應義塾大学大学院)
5. 講演題名:壁面近傍に吹き出すSweeping jetが作り出す渦構造
講演者 :小林 英世(九州工業大学)
6. 講演題名:時系列画像処理による単一液滴微粒化の粒子径計測
講演者 :矢田 時羽(岐阜大学)
7. 講演題名:Unsteady pressure distribution measurement on cylinder surface using anodized aluminum pressure-sensitive paint during shock wave passage
講演者 :Shintaro Tamakuma(Tohoku Univ.)
8. 講演題名:Frequency response of carbon-nanotube temperature-sensitive paint
講演者 :Tsubasa Ikami(Tohoku Univ.)
9. 講演題名:Color PIV for measuring three-dimensional wake structures of a delta wing from 0 to 90 degree in angle of attack
講演者 :Kokoro Ochi(Hokkaido Univ.)
10.講演題名:延伸フィルムトレーサーを用いた局所渦度計測法の開発
講演者 :工藤 優陽(京都工芸繊維大学大学院)
11.講演題名:Noise supression method for PSP data based on reduced-order modeling
講演者 :Tomoki Inoue(Waseda Univ.)
12.講演題名:Visualization of flow field induced by hydrodynamic interactions of swimming microorganism
講演者 :Kiyoto Kubo(Tohoku Univ.)
13.講演題名:主流と高速振動ジェットにより生成される渦構造
講演者 :田中 祥真(九州工業大学)
14.講演題名:DL-PTSPを用いた遷音速遠心圧縮機のサージングに伴う逆流現象の非定常計測
講演者 :吉川 将史(九州大学大学院)
15.講演題名:微小液滴ホログラムのためのCNNベース衝突検知モデルの評価
講演者 :中井 大(京都工芸繊維大学大学院)
16.講演題名:上向きノズル内の蒸気凝縮による流体振動の基礎研究
講演者 :丹野 颯人(東京工業大学)
以上
1. 大賞
題名:虚を見る
作者:神成 勇希、網 圭子、奥井 裕子(東京理科大学)
2. 金賞
題名:空気の中のベナール・セル -50mmの対流圏-
作者:納口 恭明、罇 優子(防災科学技術研究所)
3. 銀賞
題名:触診~tactile museum~
作者:関口 大裕、チョウ ガイ、栗原 慧、礒部 修友、三宅 弦太(東京理科大学)
第34期 (令和4年6月1日~令和5年5月31日)役員理事名簿
新関良樹(徳島文理大学)
平田 和也(荏原製作所)
榊原潤(明治大学)
染矢聡(産業技術総合研究所)
総務理事 総務委員長:伊藤貴之(お茶の水女子大学)
総務理事 副委員長:元祐昌廣(東京理科大学)
総務(財務)理事 :菊地謙次(東北大学大学院)
総務(財務)理事:宮地英生(東京都市大学)
総務理事:丹下学(芝浦工業大学)
総務理事:富松重行(電業社機械製作所)
編集委員会委員長:松田佑(早稲田大学)
編集理事編集委員会副委員長:山本憲(大阪大学)
編集理事:二宮尚(宇都宮大学)
編集理事:坂本尚久(神戸大学)
企画委員長:加藤千恵子(東洋大学)
企画理事:木倉宏成(東京工業大学)
企画理事:川口達也(東京工業大学)
企画理事:荒川拓也(富士通)
企画理事:坪倉誠(神戸大学)
企画理事:石井英二(日立製作所)
桑原譲二(フォトロン)
竹島由里子(東京工科大学)
根岸久子(一般社団法人 可視化情報学会)
Inaugural Address by the President for the Thirty-fourth Term
Yoshiki Niizeki
2022年8月8日,ハイブリッド形式にて開催された可視化情報学会通常総会および臨時理事会におきまして第34期の会長に推挙され,就任することとなりました.
本学会は1973年(昭和48年)に開催された可視化シンポジウムを起源とし,その後1981年(昭和56年)に発足した「流れの可視化学会」をルーツとしています.可視化情報学会では1977年(昭和52年)に第1回流れの可視化シンポジウムを開催するなど,精力的な活動が行なわれました.発足より「流れの可視化」が活動の柱でしたが,活動領域の拡大に伴い,1990年(平成2年)には,「可視化情報学会」と名称を変え,社団法人化し,さらに2011年(平成23年)には一般社団法人「可視化情報学会」へと移行して現在にいたっています.
本学会は本年で,流れの可視化学会から通算43代,法人化後34期となりますが,可視化シンポジウムは今年2022年がちょうど第50回で,PSFVIP13と一部合同開催となるなど節目の年にあたります.諸先輩方にはそれぞれ深い想いがある本学会の会長就任は,ひときわ感慨深く,非常に光栄に思うとともに,その重責に身が引き締まる思いです.
本学会が元々ベースとしていた流れの可視化は,今日では流れ場の様子を単に可視化するだけではなく,速度や温度などを非接触で定量的に,しかも多次元・非定常で計測する方法に発達をしてまいりました.現在では,機械・航空・宇宙・土木・建築・海洋・気象などの理工学分野だけではなく,医学・農学・環境科学などさまざまな分野で活用される有力な研究開発手法として活用されています.
さらに「可視化情報」はより広い範囲へと拡大・発展を続けており,物理現象だけではなく,社会科学,人文科学,アートなどにも活用されるようになっています.特にビッグデータと呼ばれる膨大な情報を取り扱う様々な現象の把握・認識には欠かせない技術となっており,近年では深層学習などの統計的機械学習などを取り込み人口知能との融合・応用についても積極的に研究がすすめられています.
日本学術会議においては,本学会第26期会長の小山田耕二先生らによって立ち上げられた「科学的知見の創出に資する可視化分科会」を契機に,横断的学術分野としてのプレゼンスが示し続けられています.
また,仮想現実(VR)/拡張現実(AR)からさらにXRへと発展してきていますが,このような技術についても「可視化情報」は深い関わりを持っています.
2019年にCOVID-19が発生して以来,すでに2年半以上の長きにわたって自粛活動が続いています.その中で我々は遠隔による知的作業の実施などについて,様々なノウハウを身に着け,遠隔のメリットを発見する一方,問題点も明らかとなってきました.アフターコロナで期待される遠隔とFace to Faceをうまく両立させた社会の実現にも「可視化情報」技術は欠かせないものと考えています.
このような状況から,本学会の役割はますます重要となっているものと考えていますが,多くの学会がそうであるように,残念ながら本学会においても会員数の減少には歯止めがかからない状況が続いています.この傾向を改めるためには,会員にとっての魅力度を継続して向上させることが重要と考えます.
本学会は,和文論文集,Journal of Visualizationという二つの論文集を発行するとともに可視化情報シンポジウムとビジュアリゼーションワークショップの二つの国内大会や各種の講習会の開催,研究会などの取組みとともに多くの国際学会にも本学会のプレゼンスを強くアピールし続ける実績を有しています.これらについて継続的に取り組むとともに,これらをコアとしてさらに魅力度をアップするためには,会員の皆様の御協力が不可欠と考えています.よろしくお願い申し上げます.
このように,学会としての活動を持続的に発展させつつ,魅力度の向上をはかることで会員の確保に努める所存ではありますが,一方で短期的に会員数の大幅増が望めない中,現在の学会の身の丈にあった規模として見直す部分があれば対応したいと考えています.これらを含めて,可視化情報学会の活動をより活性化させるためのビジョンの策定と,できるだけの具体的施策の実施をはかってまいりたいと思います.会員の皆様の御支援とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます.
(徳島文理大学理工学部機械創造工学科 教授)
可視化情報学会では,可視化情報学会賞(論文賞,技術賞,奨励賞,映像賞)の候補募集を3月3日まで延長いたします.
各賞の詳細,応募方法などはこちら.
本学会は昭和56年に『流れの可視化学会』としてスタートし,平成18年には創立25周年を迎えました.
流れの可視化は流れ場の速度・温度など熱物質移動を非接触で定量的に多次元計測するための方法として発展を続け,現在では機械・造船・航空・宇宙・土木・建築・海洋・気象などの理工学分野に加え,医学・農学・環境学といった様々な分野で有力な研究・開発手段として活用されるようになりました.
本学会は,流れの可視化に関する研究・開発において,世界の「流れの可視化技術」をリードしてきました.
さらに、近年はビジネス・製造分野,文化の保存やe-learningなどの分野にも拡大し続ける「情報の可視化」に関する研究・開発にも積極的に取り組んでいます.
また,最新トピックスに注目した研究解説記事や,情報の可視化,三次元ディスプレイ,流れの可視化のためのハードウェアといった分野の最新レビュー記事を掲載した学会誌を年3回発行しており,学会員の皆様の研究・開発活動にご活用いただいております.
可視化に関する研究やサービスに従事する方,可視化情報に関心のある方.
※大学院博士課程に在学中の方,ならびに,聴講生および研究生の方は,正会員としてお申し込みください.
大学院修士課程,大学,工業高等専門学校,高等学校及びこれらに準ずる学校に在学中の方.
本学会の目的,事業に賛同する個人または団体
会員種別 | 入会金 | 年会費 |
正会員 | 1,000円 | 9,800円 |
学生会員 | 1,000円 | 3,000円 |
賛助会員 | 10,000円 | 35,000円(一口) |
*本学会の事業年度は,毎年6月1日に始まり,翌年5月31日に終わります.
*シニア会員は年会費を半額とし、シンポジウムおよび全国講演会の参加費およ
び講演論文集代を無料とする。
なお、本会の会計年度は6月~翌年5月ですが、4月1日~5月31日にご入会頂いた場合には、入会年度は申込日の翌年度入会となります。申込日年度でのご入会を希望される方は、担当(vsj@asas-mail.jp)までご連絡下さい。
本会に登録された個人情報は,漏洩なく,適正に取扱います.
会員管理,会務をはじめとする活動の連絡,書籍案内,講習会・イベント等の行事案内,その他本会の活動に関して付随する業務を達成するために利用し,本会の活動以外には利用いたしません.
入会に関するお問い合わせはこちらへお願い致します.
【事務局】
〒114-0034 東京都北区上十条 3-29-20 アルボォル上十条 103
TEL: 03-5993-5020
FAX: 03-5993-5026
E-mail: office @ vsj.jp
【会員管理・会計業務委託先一般社団法人 学会支援機構】
〒112-0012
東京都文京区大塚5-3-13
小石川アーバン4F
Tel 03-5981-6011
Fax 03-5981-6012
Email vsj @ asas-mail.jp