第31・32期代議員

  1. 荒木 幹也(群馬大学)
  2. 石間 経章(群馬大学)
  3. 稲垣 照美(茨城大学)
  4. 梅村 篤志((株)IHI)
  5. 大石 正道(東京大学)
  6. 大石 義彦(室蘭工業大学)
  7. 大野 暢亮(兵庫県立大学)
  8. 大林 寛生(日本原子力研究開発機構)
  9. 尾上 洋介(日本大学)
  10. 小野 謙二(九州大学)
  11. 加藤 千幸(東京大学)
  12. 加藤 裕之(宇宙航空研究開発機構)
  13. 河合 秀樹(室蘭工業大学)
  14. 河村 拓馬(日本原子力研究開発機構)
  15. 木倉 宏成(東京工業大学)
  16. 木綿 隆弘(金沢大学)
  17. 熊谷 一郎(明星大学)
  18. 小池 俊輔(宇宙航空研究開発機構)
  19. 小林 美保((株)日立製作所)
  20. 小紫 誠子(日本大学)
  21. 佐伯 壮一(大阪市立大学)
  22. 坂本 尚久(神戸大学)
  23. 塩路 昌宏(京都大学)
  24. 神保 智彦((株)東芝)
  25. 瀬尾 和哉(山形大学)
  26. 高石 武久(宇宙航空研究開発機構)
  27. 高藤 圭一郎(西日本工業大学)
  28. 滝山 由美(旭川医科大学)
  29. 田中 洋介(京都工芸繊維大学)
  30. 田畑 隆英(鹿児島工業高等専門学校)
  31. 田村 善昭(東洋大学)
  32. 鳥居 修一(熊本大学)
  33. 永井 大樹(東北大学)
  34. 西野 耕一(横浜国立大学)
  35. 能見 基彦((株)荏原製作所)
  36. 長谷川 克也(宇宙航空研究開発機構)
  37. 長谷川 恭子(立命館大学)
  38. 林 亮子(金沢工業大学)
  39. 半田 太郎(豊田工業大学)
  40. 松田 寿(北海道科学大学)
  41. 村川 英樹(神戸大学)
  42. 村田 滋(京都工芸繊維大学)
  43. 森 眞一郎 (福井大学)
  44. 森 英男(九州大学)
  45. 山田 俊輔(防衛大学校)
  46. 山中 玄太郎((株)豊田中央研究所)
  47. 山本 恭史(関西大学)
  48. 横井 嘉文(防衛大学校)
  49. 横山 博史(豊橋技術科学大学)
  50. 渡邊 正宏(富士通(株) )
  51. 和田 雅直((株)インテージ)

第31期役員理事名簿

第31期(2019.6.1~2020.5.31)可視化情報学会 役員担当

会長

横野 泰之(東京大学)

副会長

総務

桑原 譲二((株)フォトロン)

編集

伊藤 慎一郎(工学院大学)

企画

藤代 一成(慶應義塾大学)

理事

総務理事

染矢 聡(産業技術総合研究所)総務委員会委員長

富松 重行((株)電業社機械製作所)総務委員会副委員長財務・財政健全化

木倉 宏成(東京工業大学)規定・会誌(広告)・30周年記念担当

菊地 謙次(東北大学)財務・総務

丹下 学(芝浦工業大学)IT/広報

編集理事

竹島 由里子(東京工科大学)編集委員会委員長・和文誌編集委員会委員長

武居 昌宏(千葉大学)編集委員会副委員長・JOV

中村 元(防衛大学校)学会誌編集委員会委員長

松田 佑(早稲田大学)学会誌編集委員会

企画理事

飯田 明由(豊橋技術科学大学)企画委員会委員長

榊原 潤(明治大学)企画委員会副委員長 国際化・学会連携・記念事業

森田 潔((株)日立製作所)研究会

渕脇 正樹(九州工業大学)研究会

美馬 秀樹(東京大学)講習会

松岡 大祐(海洋研究開発機構)講習会

監 事

澤田 達男(慶應義塾大学)

伊藤 貴之(お茶の水女子大学)

事務局長

中山 敦志(一般社団法人 可視化情報学会)

年頭のご挨拶 —新しい時代の始まり—

第31期会長 横野 泰之

yokono2019

New Year Annual Message -Beginning of A New Era-

Yasuyuki Yokono

明けましておめでとうございます。会員の皆さまにおかれましては、つつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。令和の時代となって初めてのお正月を迎え、東京オリンピックの開催等、様々な新しい事が起きる2020年代の始まりです。

可視化情報学会としては、2019年7月に第47回 可視化情報シンポジウムを開催しました。法人化30周年にあたり、可視化情報学会の誕生を振り返り、会長経験者5名から今後の学会について語っていただきました。2020年の第48回は鹿児島にて開催します。学会が生まれて50年という大きな節目となる第50回が目前に迫っており、これを見通した開催計画を立案していきます。和文論文集、英文論文集(JOV)、学会誌の発行という学会の基本機能を着実に実行し、講習会の一層の充実も図る予定です。可視化技術に関わる研究者・教育者・企業関係者・学生の交流の場を提供する場として、2018年度より衣替えを行ったビジュアリゼーションワークショップにもご期待下さい。

可視化情報学会が関係する国際学会、ISFV(International Symposium on Flow Visualization), ISPIV(International Symposium on Particle Image Velocimetry), FLUCOME(Fluid Control, Measurements and Visualization), ASV(Asian Symposium on Visualization), ISUD(International Symposium on Ultrasonic Doppler Methods for Fluid Mechanics and Fluid Engineering)について日本開催を視野に入れ、中長期的な観点でサポート委員会を構成します。2020年にISUD12(Kobe, Sep.14-17, 2020)を、2023年にASV17を日本で開催する事が決定し、他のシンポジウムについても日本のプレゼンスの強化を図っていきます。なお、私がチェアーを務めるISTP31 (31st International Symposium on Transport Phenomena, Honolulu, Hawaii, Oct. 13-16, 2020)も可視化情報学会の協賛行事として準備を進めていきます。

日本は長く「科学技術立国」をうたってきましたが、新興国を含め世界各国が政策的にも科学技術に注力しており、相対的に我が国の科学技術における国際的地位は下がってきています。論文数が量的にも質的にも低下し、博士課程への進学者が低下するなど、今後人口減少が進む中、将来の研究者コミュニティの持続が危ぶまれています。一方で、第四次産業革命が進展し社会・産業構造の変革が進み、イノベーションが単独の学術に起因するより異分野との境界領域や柔軟な応用によって生まれる等、そのあり方にも変化が現れています。科学技術研究のグローバル化が進んでいることも合わせて、これからの研究者には,研究遂行能力だけでなく、マネージメント、国際的ネットワーク構築、他分野や異なる立場の理解等、多彩な能力が求められています。可視化情報学会には、多様な学術・専門分野を背景とする方々が可視化という手段を介して集まっており、本学会の特徴である学際性や多様な価値の理解、グローバルな取り組みは今の時代に求められているものだと思います。このような特徴を再認識して継続的な活動に繋げたいと考えております。若手・中堅研究者への働きかけやシニア研究者にも活躍し続けていただける仕組みを考える必要があります。多様な学術が存在する中で、特徴ある学会として求心力を維持し続けるには、それぞれの学術の発展に伴う、可視化情報分野における新たな展開が欠かせません。将来の可視化情報に関する研究の柱の一つとなるような挑戦的な研究に期待をしており、可視化情報学会としての取り組みも必要と思っています。

皆さまの新しい時代における、益々のご健勝とご発展を祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

学会の概要

名称 一般社団法人 可視化情報学会 (The Visualization Society of Japan)
学会の目的 可視化情報に関する科学技術の基礎および多くの分野での応用に関する情報の交換と普及を図り、可視化情報に関する科学・技術・産業の振興の向上に寄与する。
会長挨拶 第31期会長 会長就任にあたって
役員一覧 第31期役員
事務局 〒114-0034 東京都北区上十条 3-29-20 アルボォル上十条 103
TEL: 03-5993-5020
FAX: 03-5993-5026
E-mail: info@vsj.or.jp
会員管理・会計業務委託先 一般社団法人 学会支援機構
〒112-0012
東京都文京区大塚5-3-13
小石川アーバン4F
Tel 03-5981-6011
Fax 03-5981-6012
Email vsj@asas-mail.jp
設立 1981年
会員数 正会員:666名,学生会員:4名,賛助会員:44社,名誉会員41名(2019年5月現在)
地図
大きな地図で見る

第31期会長 会長就任にあたって

第31期会長 横野 泰之

yokono2019

Inaugural Address by the President for the 31th Term

Yasuyuki Yokono

2019年8月7日に開催された可視化情報学会通常総会ならびに臨時理事会におきまして,第31期の会長に推挙され,就任することとなりました.

本学会のルーツは,1973年(昭和48年)の 「第1回 流れの可視化シンポジウム」を起源とした,1981年(昭和56 年) に誕生した「流れの可視化学会」にあります.1977年(昭和52年)に第1回流れの可視化国際シンポジウムを開催するなど,精力的な活動を行い,1990年(平成2年)に,「可視化情報学会」と名前を変え,社団法人化し,現在へと引き継がれています.20111年(平成 23 年) には一般社団法人「可視化情報学会」へ移行しています.
可視化シンポジウム47回,流れの可視化学会からの通算40代,法人化31期と,諸先輩方にはそれぞれの思いがある歴史を有した本学会の会長への就任をたいへん光栄に思うとともに,その重責に身の引き締まる思いです.

流れの可視化は流れ場の速度・温度など物質移動を非接触で定量的に多次元計測する方法として発展を続け,現在では,機械・航空・宇宙・土木・建築・海洋・気象などの理工学分野のみならず医学・農学・環境学といった様々な分野での有力な研究開発手法として活用されています.可視化はその対象が物理現象に限らず,社会科学,人文科学,アートを含み,ビッグデータといわれる膨大な情報をも取り扱う様々な現象の把握技術・認識技術と広く知られ,近年では,機械学習などとの組み合わせによる情報の活用技術として研究が進んでいます.また,元会長の小山田先生らのご尽力により,日本学術会議で「科学的知見の創出に資する可視化分科会」が創設され,新しい可視化パラダイムへの挑戦も行われています.可視化情報学会としては,この可視化情報という学術分野の一層の発展に寄与し,学会としてのプレゼンスを示し続けていくことが重要かと思っています.

31期では令和と新しい時代を迎えました.昭和,平成と進んできた学会としての歩みを振り返り,その資産を活かしつつ,将来に向かって決意を新たにする良い機会かと思います.このためには,ビジョンを皆様と共有することが重要です.多様な学術・専門分野を背景とする方々が可視化という手段を介して集まっているという学際性や多様な価値の理解という本学会の特徴は社会に求められているものと考えています.これをどの様に維持発展させるかを考える必要があります.また,プレゼンスという意味では,可視化情報学会は設立当初より,複数の国際学会と深い関わりを持っており,戦略的なこれらの国際学会の主催,定期的な日本開催が必要だと考えています.

和文論文集,Journal of Visualizationと二つの論文誌を発行し,可視化情報シンポジウム,ビジュアリゼーションワークショップ,講習会,研究会など学会としての基本的な取り組みを継続しながら,国際会議を開催し,新たなビジョンを作成することは大きな労力を伴います.会員の皆さまの協力をなくしては実現できません.昨今,学会には、その魅力や会員としてのメリットが問われていますが,自ら積極的に学会に関わることが,大学所属であっても企業所属であっても,自身の研究やキャリアに活きると信じています.また,そうなる学会活動にすべきと考えています.

可視化情報学会が持続的な発展をしていくように,最大限の努力をしてまいりたいと思います.会員の皆様のご支援・ご協力を何卒よろしくお願いいたします.

第29期 表彰

一般社団法人 可視化情報学会 第29期 学会賞

1.論文賞

受 賞 者:Tomohiko Tanaka, Rei Asami, Ken-ichi Kawabata, Kunio Hashiba, Takashi Okada, Tomohide Nishiyama
表  題:A posteriori accuracy estimation of ultrasonic vector-flow mapping (VFM)
対象論文:Journal of Visualization, Vol.20(3),pp.607-623.

受 賞 者:川嶋大介(千葉大学), 角田直人(首都大学東京), 有本英伸(産業技術総合研究所), 近藤克哉(鳥取大学), 山田幸生(電気通信大学)
表  題:近赤外域の単一波長を利用した中和反応で生成する塩濃度の可視化
対象論文:可視化情報学会論文集Vol.36, No.12 (2016年12月)

2.技術賞(カテゴリⅠ)

受 賞 者:芳田泰基(北海道大学), 田坂裕司(北海道大学), 朴炫珍(北海道大学)村井祐一(北海道大学)
表  題:超音波パルスドップラーによる食品物性の定量可視化技術
対象論文:Journal of Visualization, Vol.21 (2), pp.253-265 (2018年4月)

3.技術賞(カテゴリⅡ)

対象製品:日本カノマックス株式会社(トモグラフィックPIVシステム FlowMaster PIV)
表彰内容:可視化計測技術応用製品の販売と普及

4.奨励賞

受 賞 者:尾上 洋介(日本大学)
表  題:Group In a Box グラフ描画におけるツリー再配置
対象業績:可視化情報シンポジウム (2017年7月) B108

受 賞 者:山下 翔伍(トヨタ自動車)
表  題:パルスLEDを用いた感圧塗料計測における強度法と寿命法の比較
対象業績:全国講演会(室蘭2017) 講演論文集, OS7-2-11

5.映像賞

受 賞 者:新原 俊樹(九州大学)
表  題:ファイルサーバ内の電子ファイル格納状況と時間変化の可視化
対象業績:可視化情報学会ホームページフラッシュ掲載,可視化情報シンポジウム (2017年7月) ,B211

6.貢献賞

受 賞 社:株式会社フォトロン
表  題:可視化情報学会運営に関する貢献
対象貢献:長年にわたり,学会の機器展示や広告掲載を通じて,学会運営に多大な貢献を果たしてきた.また,最先端の高速度カメラを開発・製造・販売し,可視化研究の推進に大いに貢献した.

第29期の学会賞以外の受賞者

1.第45回可視化情報シンポジウム ベストプレゼンテーション賞

(1) 李 澤辰(東北大学))
「線形最小二乗法を用いた蛍光油膜画像における表面摩擦応力場の推定」
(2) 尾亦 範泰(東京大学)
「ノズルを含む3次元非定常流れ方向データの定量的可視化法」
(3) 岡田 佳也(お茶の水女子大学)
「店舗内の歩行者行動分析のための3次元時系列可視化」
(4)執行 悠太(東京理科大学)
「蛍光異方性の温度依存性に対する溶液粘度の影響」

2.第45回可視化情報シンポジウム アート賞

大賞

溝口 美生,櫻井 亮介 (東京理科大学)
“Droplet painting”

金賞

新原 俊樹(東北大学)
「ファイルサーバ内の電子ファイル格納状況の可視化」

銀賞

藤田 涼亮,藤田 健介 (東京理科大学)
“Invisible canvas”

3.全国講演会(室蘭2017)ベストプレゼンテーション賞

(1) 山本駿悟(室蘭工業大学大学院)
「熱画像法による水素吸蔵合金充填容器の発熱分布の可視化」
(2) 河内拓也(東京工業大学大学院)
「開口合成法を用いたエコーPIVの開発」
(3) 池田拓士(九州工業大学大学院)
「弾性運動翼の弾性変形部壁面近傍の渦度の成長」
(4) 野田達也(室蘭工業大学大学院)
「中空円筒内を流れる作動油のキャビテーション噴流の可視化実験(面取りおよびテーパ形状の影響」

4.第1回ビジュアリゼーションワークショップ

(1)最優秀ポスター賞
学生の部:下村 哲裕(立命館大学)
大学院生の部:花立 麻衣子(中央大学)
(2) 優秀ポスター賞
学生の部:金沢 功樹(中央大学)
大学院生の部:矢野 緑里(お茶の水女子大学)・永田 広樹(立命館大学)

第30期会長 会長就任にあたって

第30期会長 宮地 英生

miyachi

Inaugural Address by the President for the 30th Term

Hideo MIYACHI

2018年8月8日に開催された可視化情報学会通常総会ならびに臨時理事会におきまして、第30期の会長に推挙され、就任することとなりました。学会の会長は初めて経験となりますが、学会の発展をめざし努力をしていきたいと思います。会員の皆様のご支援・ご協力を何卒よろしくお願いいたします。

本学会は1981年に「流れの可視化学会」としてスタートし、1990年に学会のスコープを広げ「可視化情報学会」となりました。高速度カメラを用いてトレーサ粒子を含む流れを高速度ビデオで撮影し、画像処理による流速を取得するPIV(Particle Image Velocimetry)は、情報処理と流体計測が融合した本学会を代表とする技術です。1990年当時に比べ、コンピュータの性能は飛躍的に速くなり、このような情報処理による計測領域はどんどん広がっています。ドローンを飛ばし、搭載されたカメラからの空撮映像から、地形や建物の3次元情報を取得することが普通に行われています。一方、「可視化」という単語も、一般的になりました。業務の可視化、取り調べの可視化、など、本学会で取り扱う領域とは異なりますが、物事を見えるようにする事が重要であるという認識が社会に浸透したことは喜ばしいことです。
このような背景のもと、本学会の役割はますます重要になってきていると考えられるのですが、残念ながら本学会の会員数は減少の傾向にあり、本学会の大きな課題となっているのが現実です。しかしながら、これは小手先の施策で解決できるとは思えません。学会にとって会員数は最も重要な指標です。会社で言えば売上に相当します。我々は売上を増やさなければなりません。しかし、会社が売上増を目指す時、「さぁ、明日から売り上げを増やしましょう」と言う社長はいません。売上を増やそうと努力するだけで、売上が増えるのであれば苦労はしません。通常、会社の社員は売上を増やそうと日々努力しているのですが、それでも増えないから困っているのです。
有能な経営者は、そのようなとき、売上げ増につながる具体的な施策を指示するのですが、残念ながら私自身には、ソフトバンクの孫さんやマイクロソフトのビルゲイツのような才能はありません。なので、申し訳ないのですが、みんなで考え、みんなでいろいろな解決策を試行していかなければなりません。会員数を増やすために活動をするのではなく、会員の満足度を上げるためには何が必要なのか、また、現在会員でない人に入会していただくためには何が必要なのか、学会の価値を高める活動を、みんなで考え実行していかなければなりません。その結果が会員数の増減となって表れるのです。
今年3月には、従来、民間企業と一緒に開催してきたビジュアリゼーションカンファレンスを学会主導のイベントとして第1回ビジュアリゼーションワークショップにリニューアルしました。これは、本イベントを工学分野に限らず幅広い分野のデジタル情報を可視化する研究者が集うイベントに成長させる第一歩です。また、本年度より、従来の全国講演会と可視化情報シンポジウムが統合するのは、会員が一同に会するイベントを志したものです。
これらの施策が成功するか否かは、今後にかかっています。なかなか、単年度で物事は変わらないものです。しかし、少しずつ世の中は変化していて、それに対応を続けなければ、気づいたときは流れに取り残されてしまっていることになります。これらの新しい試みの良かった点、良くなかった点を、しっかりと評価して改善をする必要があります。
また、この1年は理事会メンバーで可視化情報学会のあるべき姿を議論したいと考えています。そして、それを会員のみなさまと共有し、修正していく仕組みができればと考えています。
併せて、財政の健全化を進めます。会費収入の減少が続くのに、支出が同じでは財政が破たんしてしまいます。学会が成長基調になるためには、少し時間を要します。学会の持続的な発展のために、しばらく支出を抑える必要があります。
会員のみなさまと長期的に共有できるビジョンを考え、それを共有し、会員の皆様をはじめ、関係各位のご支援・ご協力のもと、より魅力的な学会にすることができればと思います。みなさまご協力のほど、重ねてお願い申し上げます。

第31・32期の代議員選挙について

PDFはこちら

平成31年1月31日

可視化情報学会会員 各位

代議員選挙管理委員会 

委員長  海保真行

委員  高橋桂子

委員 小山田耕二

拝啓 

会員の皆様には,日頃より本学会の活動にご協力を賜りまして,感謝申し上げます.

さて,この度,第31・32期の代議員選挙に関しましてご案内とお願いをご連絡申し上げます.可視化情報学会では,代議員を2年毎に改選することと致しており,来期がその改選の時期となっております.これに沿いまして,我々代議員選挙管理委員会の委員が指名

され,選挙を実施することとなりました.

 概略,選挙に関しまして記述させていただきます.現定款では代議員に関しましては

以下のように記述されております.

【定款抜粋】

(代議員)

第11条 この法人には、25名以上60名以下の代議員を置く。

2 代議員をもって一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(以下、「法人法」という。)上の社員とする。

(代議員の選任)

第12条 代議員は、正会員から選ばれることを要する。正会員は代議員選挙に立候補することができる。代議員は別に理事会で定める代議員選挙細則により選出され、総会で承認を受ける。

2 正会員は、他の正会員と等しく代議員を選挙する権利を有する。理事又は理事会は、代議員を選出することはできない。

今般,上記定款に則して,代議員への立候補につきまして受付を行います.正会員の

皆様でご意思のある方は,立候補のお申し出を下記要領でお願い致します.ならびに,

他薦による候補者の受け付けも行います.

   立候補・推薦の書式:所定の書式(WORDPDF)でお願いします

   締切:2019年2月28日(木)必着

   提出方法:① 電子メール(pdf添付):送付先 daigiin@vsj.or.jp

② FAX: 03-5993-5026

上記またはいずれかの方法でお願いします.

皆様の学会活動への積極的なご参加を期待しつつ,ご案内申し上げます.

敬具

第28期 表彰

第28期学会賞

論文賞


表  題: Algebraic design of multi-dimensional transfer function using transfer function synthesizer
著  者: Takuma Kawamura, Yasuhiro Idomura, Hiroko Miyamura, H. Takemiya
対象論文: Journal of Visualization, Vol.20, No.1, pp. 151-162 (2017) first). (online first)

技術賞(カテゴリI)

(1)

表  題: 実環境下での3次元流れ方向の計測手法
著  者: 白山晋,尾亦範泰, 安達健二

(2)

表  題: 論理演算に基づく,日本伝統家屋のレーザ計測点群データのセグメンテーションと半透明可視化への応用
著  者: 王晟, 長谷川恭子, 徐睿, 岡本篤志, 田中覚
対象論文: 可視化情報学会論文集, Vol.36, No4, pp.16-23 (2016)

技術賞(カテゴリII)


表  題: 可視化計測における高速度カメラの技術貢献
著  者: 高速度カメラ「FASTCAM」シリーズ:株式会社フォトロン

奨励賞

受賞者:  松田 佑(名古屋大学)(37 歳)
表  題: 感圧塗料 (PSP) による物体表面圧力分布の高度化
関連論文: 可視化情報 Vol.35, Suppl.1 (2015 年7月)若手スポットライトセションおよび可視化情報 Vol.36, Suppl.1 (2016年7月)A206.

映像賞

該当なし

貢献賞

受賞者:  サイバネット株式会社
表  題: ビジュアリゼーションカンファレンス開催に係わる貢献
対象作品: ビジュアリゼーションカンファレンスの運営(開催費負担を含む)を21年間主体的に行ってきた長年の貢献.

全国講演会(日立2016)

ベストプレゼンテーション賞

(1) 講演題目:自由表面流れ場における集水装置を有する軸流水車の後流特性
 講演者:佐藤 元紀(茨城大学)

(2) 講演題目:渦輪の固体平壁面衝突時における圧力場変動
 講演者:竹内 桃(室蘭工業大学)

(3) 講演題目:流量変化が重力渦式水車の流れ場に及ぼす影響
 講演者:鈴尾 亮太(茨城大学)

(4) 講演題目:片持ち弾性支持された断面辺長比の小さい角柱の流力振動特性と流れ
 講演者:水上 峻一(金沢大学)

高校生特別セッション

金賞
研究発表課題:スズメガの幼虫の重力定位行動
発表者:茨城県立日立第一高等学校 加藤 由稀、小川 航平、佐甲 魁世、斎藤 瑞紀

銀賞
研究発表課題:高校でできる実験をもちいた水素結合評価の挑戦
発表者:茨城県立日立第一高等学校 萬代 充裕、澤田 未来

第44回可視化情報シンポジウム ベストプレゼンテーション賞

(1)

講演題目: 「感温塗料による形状記憶合金表面の温度分布の時系列計測」
講演者: 加藤 優太(愛知工業大学)

(2)

講演題目: 「壁面情報を必要としない壁面せん断応力の導出に関する検討」
講演者: 市川 賀康(東京理科大学)

(3)

講演題目: 「高速液体マイクロジェットの体積制御に関する可視化実験」
講演者: 河本 仙之介(東京農工大学)

第44回可視化情報シンポジウム アート賞

大賞

タイトル: Micro-space odyssey
作  者: 酒井 大輝,執行 悠太,川上 拓海 (東京理科大学)

金賞

タイトル: 都市河川氾濫時における大規模避難シミュレーションの可視化
作  者: 廣川 雄一,西川 憲明,浅野 俊幸 (海洋研究開発機構),坂井 隆志 (イマジナリーパワー), 山田 武志,印南 潤二 (ベクトル総研)

銀賞

タイトル: つながる未来
作  者: 川副 由梨花,川原 直人,慶山 智昭,佐野 史亮,大工原 みのり,根岸 菜摘,宮下 裕也,宮田 佳苗,八木 達也 (東京都市大学)