第29期 学会賞

平成30年8月8日

1.論文賞

受 賞 者:Tomohiko Tanaka, Rei Asami, Ken-ichi Kawabata, Kunio Hashiba, Takashi Okada, Tomohide Nishiyama

表  題:A posteriori accuracy estimation of ultrasonic vector-flow mapping (VFM)

対象論文:Journal of Visualization, Vol.20(3),pp.607-623.


受 賞 者:川嶋大介(千葉大学), 角田直人(首都大学東京), 有本英伸(産業技術総合研究所), 近藤克哉(鳥取大学), 山田幸生(電気通信大学)

表  題:近赤外域の単一波長を利用した中和反応で生成する塩濃度の可視化

対象論文:可視化情報学会論文集Vol.36, No.12 (2016年12月)

2.技術賞(カテゴリⅠ)

受 賞 者:芳田泰基(北海道大学), 田坂裕司(北海道大学), 朴炫珍(北海道大学)村井祐一(北海道大学)

表  題:超音波パルスドップラーによる食品物性の定量可視化技術

対象論文:Journal of Visualization, Vol.21 (2), pp.253-265 (2018年4月)

3.技術賞(カテゴリⅡ)

対象製品:日本カノマックス株式会社(トモグラフィックPIVシステム FlowMaster PIV)

表彰内容:可視化計測技術応用製品の販売と普及

4.奨励賞

受 賞 者:尾上 洋介(日本大学)

表  題:Group In a Box グラフ描画におけるツリー再配置

対象業績:可視化情報シンポジウム (2017年7月) B108


受 賞 者:山下 翔伍(トヨタ自動車)

表  題:パルスLEDを用いた感圧塗料計測における強度法と寿命法の比較

対象業績:全国講演会(室蘭2017) 講演論文集, OS7-2-11

5.映像賞

受 賞 者:新原 俊樹(九州大学)

表  題:ファイルサーバ内の電子ファイル格納状況と時間変化の可視化

対象業績:可視化情報学会ホームページフラッシュ掲載,可視化情報シンポジウム (2017年7月) ,B211

6.貢献賞

受 賞 社:株式会社フォトロン

表  題:可視化情報学会運営に関する貢献

対象貢献:長年にわたり,学会の機器展示や広告掲載を通じて,学会運営に多大な貢献を果たしてきた.また,最先端の高速度カメラを開発・製造・販売し,可視化研究の推進に大いに貢献した.

平成30期の学会賞以外の受賞者

第46回可視化情報シンポジウム ベストプレゼンテーション賞

(1) 竹下泰史(北九州市立大)
「レインボーシュリーレン法によるショックトレーンの可視化」
(2) 北島雅文(工学院大)
「射出機を用いたテニスボールの空力特性計測」
(3) 杉岡洋介(東北大)
「粒子/色素吸着型ポリマーセラミック感圧塗料の特性評価」
(4) 宮城優里(お茶の水女子大)
「RGB-Dカメラで記録した歩行者軌跡のパターン分析と可視化」
(5) 西村京馬(立命館大)
「3次元計測点群データの奥行き強調可視化 ― 点線と点密度制御の活用 ―」
(6) 鳥取直友(東工大)
「慣性フォーカスとDLDマイクロピラーによる微粒子分離」
(7) 難波陽大(日本大)
「偏心型軸流式血液ポンプの内部流れの解明と生体適合性の評価」
(8) 中村崚登(神戸大)
「燃料インジェクター内におけるストリングキャビテーションの発生と
3次元流場構造の分析」
(9) 江口玲央(京工繊大)
「機能表面に沿う自然対流気液二相流の可視化画像計測」

2.第45回可視化情報シンポジウム アート賞

大賞

① 石井大地、桑田輝一(大分工業高等専門学校)
「Streamlines」
② 芹田真澄、武田咲希恵(東京理科大学)
「いろどり」

金賞

太田槙吾、市川拓弥(東京理科大学)
「”Watch” the sound」

銀賞

松岡大祐、荒木文明、佐々木英治(国立研究開発法人海洋研究開発機構)
「encounters of ocean currents and eddies」

3.第1回ビジュアリゼーションワークショップ

最優秀賞

学生の部:
「レーザ計測によって取得された大規模3次元点群の自動ノイズ平滑化と
高品質透視可視化」
内田知将, 長谷川恭子, 李亮, 田中覚(立命館大学)

大学院生の部:
「計測・同化・シミュレーションの3種類の海洋データを用いた
モード水領域の比較可視化」
矢野緑里, 伊藤貴之, 田中裕介, 松岡大祐, 荒木文明(お茶の水女子大学)

優秀賞

学生の部:
「スマートデバイスを用いたマルチエージェントモデルに基づく
津波避難疑似体験システム」
植野雄貴, 近真弥, 陳詩凌, 金澤功樹, 樫山和男(中央大学)

大学院生の部:
「南海トラフ巨大地震における大規模津波の数値シミュレーションに基づく
塩分変動ビジュアル解析」
森本行哉, 中田聡史, 長谷川恭子, 李亮, 田中覚(立命館大学)

第31期 学会賞

令和2年8月6日

1.論文賞

受 賞 者:能登大輔、田坂裕司、柳澤孝寿、朴炫珍、村井祐一

表  題:Vortex tracking on visualized temperature fields in a rotating Rayleigh-Benard convection

対象論文:Journal of Visualization Volume21, Issue6, pp987-998 December 2018

2.技術賞(カテゴリⅠ)

受 賞 者:高野保英、沖中知雄、竹原幸生、中野人志、下ノ村和弘、林 直樹、三井 鷹、江藤剛治

表  題:1億枚/秒のマルチフレーミングセンサによる飛翔する光の撮影

対象論文:可視化情報学会論文集Vol.39 No.9 pp.35-40(2019年9月)

3.技術賞(カテゴリⅡ)

受 賞 者:堀江 昌朗、宮原 彰

表  題:流れの可視化用 紫外線励起蛍光樹脂粒子「ルミシス マーカー」の開発

対象製品・技術など:紫外線励起蛍光樹脂粒子「Lumisis Marker®」(セントラルテクノ株式会社)

エビデンス:
2019可視化情報シンポジウム 出展資料(セントラルテクノ)
イノベーションジャパン2019 大学見本市
ルミシスマーカー パンフレット(セントラルテクノ)
ルミシスマーカー プレスリリース(摂南大学)
第45回可視化情報シンポジウム 086
配管設備と配管工事 日本工業出版 Vol.57,No.10,2019.8

4.奨励賞

受 賞 者:山本 憲(東京理科大学)

表  題:マイクロスケール混相流における粒子—分散相間相互作用の可視化

対象業績:第47回可視化情報シンポジウム講演論文集


受 賞 者:野々村 拓(東北大学)

表  題:Denoising the Pressure Sensitive Paint Measurement of Unsteady Low-Speed Flow using Extended Kalman Filter Based Dynamic Mode Decomposition

対象業績:The 18th International Symposium on Flow Visualization (ISFV18, 2018, Zurich, Swiss)

5.映像賞

対象者なし

6.貢献賞

受 賞 社:日本カノマックス株式会社

表  題:可視化情報学会運営に関する貢献

第30期 学会賞

令和元年8月7日

1.論文賞

受 賞 者:中澤里奈(TRL)、伊藤貴之、斎藤隆文

表  題:Analytics and Visualization of Citation Network Applying Topic-based Clustering

対象論文:Journal of Visualization, Vol. 21, No. 4, pp. 681-693, 2018.

2.技術賞(カテゴリⅠ)

受 賞 者:A. Z. Nazari, Y. Ishino, R. Yamada, T. Motohiro, F. Ito, H. Kondo, Y. Miyazato, S. Nakao

表  題:“CT (Computer Tomography) Measurement of 3D Density Distributions of High-Speed Premixed Turbulent Flames (Multi-Path Integration Image-Noise Reduction Technique Based on Novel Concept of Complex Brightness Gradient in Quantitative Schlieren Images)”

対象論文:The 18th International Symposium on Flow Visualization (ISFV-18), Zurich, Switzerland, June 26-29, 2018

3.技術賞(カテゴリⅡ)

対象者なし

4.奨励賞

受 賞 者:花崎 逸雄(農工大)

表  題:熱揺らぎが支配的なメゾスケール熱流体現象の可視化と制御に関する研究
(1) セルロースナノファイバーによるコーヒーリング現象の抑制
(2) TIRF によるナノ流路内の トレーサー可視化における露光時間の影響*

対象業績:可視化情報,Vol. 37,Suppl. No. 1

可視化情報,Vol. 38,Suppl. No. 1*


受 賞 者:桑野 修(海洋研究開発機構)

表  題:可視化で進める地震研究

対象業績:可視化情報 Vol.37 Suppl.1(可視化情報シンポジウム), D111 (2017)

5.映像賞

対象者なし

6.貢献賞

対象者なし

日本学術振興会 育志賞の推薦募集について

可視化情報学会関係各位,
可視化情報学会会長 伊藤慎一郎

可視化情報学会には標記の件にて 「日本学術振興会 育志賞」の 受賞候補者の推薦募集の連絡を受けました.
詳細は下記URLをご参照ください.
https://www.jsps.go.jp/j-ikushi-prize/yoshiki.html

つきましては対象者の推薦がありましたら,可視化情報学会事務局へ下記の要領にて,ご連絡ください. 複数応募者の場合は審査の上,学会より一名に絞って推薦します.
学会よりの推薦の可否結果は5/10(月)までにご回答します.
他の応募資料については選出された推薦者が5/24までにご準備ください.

応募先:可視化情報学会事務局
応募締切:令和(2021)3年5月6日(木)
審査資料:「 日本学術振興会育志賞推薦書等様式一覧 」の
様式1,様式2(1~3ページ),様式4

推薦対象者は下記のとおりです.
対象者 以下の①②の条件を満たす者を対象とします。 なお、推薦に当たっては、論文等の業績のみにとらわれず、将来、我が国の学術研究の発展に寄与 することが期待される優秀な者、経済的に困難な状況や研究施設が必ずしも十分ではない等の厳しい 研究環境の下でも創意工夫を凝らして主体的に研究を進めている者など多様な観点から推薦願います。
① 我が国の大学院博士課程学生(海外からの留学生を含む)であって、令和3 (2021)年4月1日において34歳未満の者で、令和3(2021)年5月1日において 次の1)から4)のいずれかに該当する者
1)区分制の博士後期課程に在学する者
2)一貫制の博士課程3年次以上の年次に在学する者
3)後期3年のみの博士課程に在学する者
4)医学、歯学、薬学又は獣医学系の4年制博士課程に在学する者

② 大学院における学業成績が優秀であり、豊かな人間性を備え、意欲的かつ主体的 に勉学及び研究活動に取り組んでいる者

よろしくお願いします.

年頭のご挨拶 —コロナ後の活動—

第32期会長 伊藤 慎一郎

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New Year Annual Message – Post-Corona Activities –

Shinichiro ITO

明けましておめでとうございます。会員の皆さまにおかれましては、つつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年度は新型コロナという、思ってもいない強敵に人類は追い込まれ、人の行き来と経済活動が制限されました。それによって、東京オリパラは今年開催に延期され、オンライン会議、講演会等が急速に普及し、Society 5.0の到来を予感されるようになりました。

2020年9月に鹿児島開催の予定だった第48回可視化情報シンポジウムは、九州工大渕脇正樹教授実行委員長のもと、本学会としては初めてのオンライン講演会で開催されました。オンライン企業展示など工夫がありました。今後の講演会はリアルとオンラインのハイブリッドで進むと考えられますが、オンラインでのテクニックと経験が今後に役立てられるはずです。

技術に関わる研究者・教育者・企業関係者・学生の交流の場を提供するビジュアリゼーションワークショップも、今年はオンラインで行います。

前身である流れの可視化学会の誕生から50年という大きな節目となる第50回可視化情報シンポジウムが目前に迫っており、これを見通した開催計画を立案していきます。和文論文集、英文論文集(JOV)、学会誌の発行という学会の基本機能を着実に実行し、講習会もオンライン開催という新たな形式での一層の充実も図る予定です。会報会告を伝える年4回の季刊可視化情報学会誌は、Webによる速報性を考えて今までの会員サービスを落とすことなく、本年度より年3回の発行に切り替えますのでご了承ください。COVID-19は可視化情報学会が関係する国際学会にも影響が及びました。ISUD 12 (International Symposium on Ultrasonic Doppler Methods for Fluid Mechanics and Fluid Engineering)は2020年9月に神戸開催予定でしたが、コロナ禍で開催のめどが立たず中止に追い込まれました。2023年にスイス開催を目指しているとのことです。横野泰之前会長がチェアを務め可視化情報学会の協賛のISTP31 (31st International Symposium on Transport Phenomena) に関しては10月にオンラインにて開催されました。今年はISFV 20 (International Symposium on Flow Visualization)が6月に上海交通大学にて、FLUCOME 2021 (Fluid Control, Measurements and Visualization)も10月に北京航天大学にて開催予定です。ASV 16 (Asian Symposium on Visualization)は本来なら7月のタイにて開催予定ですが、ペンディング状態です。ISPIV(International Symposium on Particle Image Velocimetry)については未定です。これら国際会議に対しては日本開催を視野に入れ、中長期的な観点でサポート委員会を構成し、各国際会議組織委員会に委員を送り込んで日本のプレゼンスの強化を図っていきます。

可視化情報学会には、多様な学術・専門分野を背景とする方々が可視化という手段を介して集まっており、本学会の特徴である学際性や多様な価値の理解、グローバルな取り組みは今の時代に求められているものだと思います。このような特徴を再認識してポストコロナを意識して、継続的な活動に繋げたいと考えております。多様な学術が存在する中で、特徴ある学会として求心力を維持し続けるには、それぞれの学術の発展に伴う、可視化情報分野における新たな展開が欠かせません。将来の可視化情報に関する研究の柱の一つとなるような挑戦的な研究に期待をしており、可視化情報学会としての取り組みも必要と思っています。

皆さまには、益々のご健勝とご発展を祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

可視化情報学会誌発行回数変更のお知らせ

可視化情報学会会員の皆様へ

可視化情報学会では,これまで学会誌を年4回発行して可視化情報に関する各種情報提供や会報・会告を行っておりましたが,速報性を重視して,会報・会告の多くを学会ホームページに掲載することとし,学会誌は2021年(第41巻)より年3回(1月, 6月, 10月)の発行とさせていただくことにしました.学会ホームページによる各種情報提供を充実させるなど今後とも会員サービスの向上を図ってまいりますので,何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます.

2021年1月

可視化情報学会会長 伊藤慎一郎

可視化情報学会 論文集投稿要領

可視化情報学会論文集投稿要領[PDF]

平成12年 6月 7日 制定
平成13年 3月 7日 改定
平成17年12月15日 改定
平成20年9月3日 改定
平成26年9月27日 改定

可視化情報学会 論文集投稿要領

1. 可視化情報学会論文集の内容
1.1 可視化情報学会論文集に掲載される論文は、可視化情報の技術、応用計測、理論・原理、解析およびそれらに関連のあるもので、会員間の意志の疎通、知識の交換および相互の啓発に有効なものとする。

1.2 投稿論文は著者の原著であり、その主要な部分が他学協会の刊行物に未投稿のものであること。

1.3 可視化情報学会論文集に掲載される論文の規定最大ページ数は8ページとする。編集委員会が特に認めたもの以外は、規定ページ数を超えてはならない。

1.4 可視化情報学会論文集に掲載される論文は、オンラインジャーナルとして J-Stage (https://www.jstage.jst.go.jp/browse/tvsj/-char/ja/)上で公開され、毎月更新される。論文発行日はオンラインジャーナル公開日とする。可視化情報学会誌には論文概要のみが掲載される。

1.5 オンラインジャーナルには動画を掲載することが可能である。別刷ならびにオンラインジャーナルに掲載される図表は原則としてカラーであるので、カラーを推奨する。

2. 論文の体裁および提出物
2.1 1ページは、25字×48行×2段=2,400 字で、体裁は本要領添付の「原稿見本」のとおりである。

2.2 論文は和文または英文とする。本文の前に150 語程度の英文抄録と3個以上の英文キーワードを入れる。

2.3 原稿は本要領添付の「原稿見本」を参照して、図表を含み、大きさ、割付ともにできるだけ原稿見本の体裁に仕上げる。

2.4 本文の書き方および図表等の作成方法は本要領別項1 「本文について」および別項2「図表等の作成方法」に従う。

2.5 図表には番号(Fig.1, Table 1 等)を含め英文を用いる。本文中では右図や下表という表現はせず番号で示す。写真は図とみなす。写真には撮影条件を記入することが望ましい。

2.6 必要に応じて、動画を提出することもできる。

2.7 論文の採否は査読委員の審査を基に編集委員会で決定する。

2.8 掲載が決定した論文の表題、著者、内容を変更してはならない。

2.9 掲載が決定した際には、本要領別項3の

を提出する。

2.10 論文の掲載料を徴収する。初回投稿時8ページ以内1編25,000円とする。初回投稿の段階で8ページを超過している場合は、超過1ページにつき5,000円を加算する。

2.11 特に要望がない限り、原稿等は返却しない。

2.12 オンラインジャーナル発行にあわせて、希望する著者には別刷を有償(50 部あたり 10,000 円)にて配布する。なお、別刷はカラーにて印刷されるものとする。著者の 希望により、白黒印刷に変更できる。なお、別刷には動画は掲載しない。

3. 投稿方法・連絡先
3.1 論文修正時あるいは掲載決定後を除き、原稿はweb投稿のみとし、 http://www.tvsj.vsj.jp/ から行う。
また、論文に関する問い合わせ先は

論文集編集担当 E-mail: tvsj@vsj.jp

または

(一社)可視化情報学会 事務局
〒114-0034 東京都北区上十条 3-29-20 アルボォル上十条103号
TEL / FAX: 03-5993-5020 / 03-5993-5026

である。

3.2 なお、PDFやWeb投稿が難しい場合は、従来どおり上記連絡先に原稿を送付すること。E-mailによる論文の投稿は受け付けていない。

付則
1. この要領の変更は編集委員会で決定し、理事会に報告する。
2. この要領は2014年9月27日より施行する。


投稿要領 別項1

本文について

  1. 投稿された論文の編集作業は、原則として提出されたpdf論文原稿をもとに行う。このため、上付き・下付き等の文字が正原稿上で分かり難い場合には赤字で指示することができる。
  2. 句点はピリオド(.)、読点はカンマ(,)を使用する。
  3. 本文において量記号(X, Y, a, b等、数量の代わりに用いる記号)は斜体、単位記号は立体とする。
  4. 単位は SI を用いる。
  5. 数式は、マイクロソフトワード2010に標準装備されているエディタ、マイクロソフトワード2007以前の数式エディタ3.0などを用いて作成すること。
  6. 参考文献は文中に上付き片括弧の通し番号を付け、本文の後にまとめる。 詳しい記述の仕方については、原稿見本を参照すること。(a)雑誌は 著者:表題、誌名、巻号 (発行年) 頁数 の順に記載する。(b)書籍は 著者:書名、版、発行所 (発行年) 頁数 の順に記載する。
  7. J-Stage 上で論文が公開された場合、下記に示すような文字は一部のコンピュータでは表示されないか、文字化けするなどの不具合が生じ、コンピュータの機種に依存するため、本文中で使用しないこと。
  8. ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ ㍉ ㌔ ㌢ ㍍ ㌘ ㌧ ㌃ ㌶ ㍑ ㍗ ㌍ ㌦ ㌣ ㌫ ㍊ ㌻ ㎜ ㎝ ㎞ ㎎ ㎏ ㏄ ㎡ 〝〟 № ㏍ ℡ ㊤ ㊥ ㊦ ㊧ ㊨ ㈱ ㈲ ㈹ ㍾ ㍽ ㍼ ㍻ ≒ ≡ ∫ ∮ ∑ √ ⊥ ∠ ∟ ⊿ ∵ ∩ ∪


投稿要領 別項2

図表等の作成方法

ここでは紙に印刷する図表の作成方法および編集上の取扱いについて述べる。

  1. 図表の割付
    1. 図表は、提出された電子ファイルを読み込むか原図をそのままスキャン処理し、必要な寸法に縮尺して印刷版下として使用し、本文中に割付けられる。
    2. 論文集は2段組であり、図表は1段(幅80mm)または2段(幅170mm)の寸法に割付ける。ただし、複数の図表を組み合わせて2段の寸法にすることは可能である。
  2. 原図の作成
    原図の作成には次のような注意が必要である。

    1. 図表等の原図は本文原稿と別個に作成し、1枚ずつ A4 用紙に出力するか貼り付ける。
    2. 鮮明であること。判読不能な文字や部分がないこと。
    3. 無用の空白が無いこと。本文の説明に必要でない部分はできるだけ削除する。
    4. 縮尺した場合に文字が適当な寸法になること。紙面の図表中で読み易い文字の最小の高さは英数字で 2mm、漢字で 2.5mm 程度である。下付き等の文字は最小でも 1.5mm 程度になるようにする。
    5. 文字を縮小すると線も細くなるから、原図にはゴシック体を用いる等の対策を施す。
    6. 量記号(X, Y, a, b 等、数量の代わりに用いる記号)は斜体、単位記号は立体とする。
    7. 単位は SI を用いる。
    8. 図表への文字等の貼込みは著者が行う。
    9. 中間調印刷を希望する図(写真を含む)にはその旨を明記する。
    10. 原図の表面右下に著者名と図番号を記入する。
    11. 図表のキャプションは英語で記し、先頭の文字のみ大文字、それ以降は小文字で表記する。最後にピリオド「.」を付ける。 (a), (b) 等のサブキャプションにはピリオド「.」を付けない。
  3. 割付けおよび仕上がり確認
    1. 図表等を含む全体の割付け案を原稿上に図表を貼り付けて示す。この際、必ず原図を用い、図表を論文掲載時の寸法に合わせる。さらにその仕上がりを確認しておく。特に図表の文字の大きさおよび線の太さを十分に確認する。また、図表番号と本文との対応関係を確認する。
    2. 実際の割付けは著者の希望通りにならない場合もある。


投稿要領 別項3

提出物について

論文を投稿する際には、 オンラインホームページ (http://www.tvsj.vsj.jp/ ) から、指示に従って論文投稿時データに示すデータA. を入力しサブミットすること。
また、本会論文集に掲載が決定した場合には、掲載用提出物1(印刷物)B. を郵送、掲載用提出物2(電子ファイル)C. を電子メールによって提出すること。

A. 論文投稿用提出物

A.1 入力データ 論文タイトル、著者名、所属、連絡先、e-mailアドレス、keywordsを投稿用HPからサブミットする。
A.2 論文原稿 Pdfファイルを投稿用HPからサブミットする。
A.3 動画ファイル 必要に応じて動画ファイルを投稿用HPからサブミットする。

B. 掲載用提出物1(印刷物)

B.1 論文調査表(A) 1部 以下のファイルをダウンロードして 必要事項を記入し、原稿の表紙として添付する。

論文調査票(A)(chosahyouA.pdf)

論文調査票(A)(chosahyouA.docx)

B.2 論文調査表(B) 1部 以下の論文調査表(B)に必要事項を記入する。

論文調査票(B)(chosahyouB.pdf)

論文調査票(B)(chosahyouB.docx)

C. 掲載用提出物2(電子ファイル)

次の要領で電子ファイルを作成し電子メールで提出すること。

C.1 論文原稿 原稿本体 (pdf ファイル)
C.2 論文原稿 原稿本体 (word ファイル)
C.3 英文抄録 J-Stage 用の英文抄録(150 語程度)、キーワード(3語以上) を A4 用紙1頁に出力したwordファイル。論文題目、著者名、所属、論文要旨の順で記述する。
C.4 和文抄録 J-Stage 用の和文要旨を A4 用紙1頁に出力したwordファイル。論文題目、著者名、所属、論文要旨の順で記述する。


投稿要領 別項4

新規性に関する査読基準

本誌に投稿された原著論文が、すでに公開出版物に掲載された論文と同一内容のものである場合、または同一内容の論文をすでに他の論文誌に投稿中である場合には、本誌では採録できない。
また、他学会等、 著者以外が著作権を有する著作物と同一と認められるものについては、 本誌では採録できない。
ただし例外として、国際会議・大会・研究会等の講演予稿集、 特許公開広報、これらに類する冊子、査読を有さないウェブサイトに掲載されたものと同一内容の原著論文は、採録する場合がある。

本学会論文誌に原著論文として投稿された論文が「新規性に関する査読基準」を満たすか否かを確認するために、 本誌編集委員会は必要に応じて他学会等と論文情報を交換する。 新規性に関する査読基準の判定のみに編集委員会は交換された情報を用いることがある。 また、交換された情報は交換後6ヶ月以内に他学会等に返却あるいは破棄する。 なお、情報交換にあたっては、 他学会等に対しても本学会と同等あるいはそれ以内の情報の取り扱いを予め要請する。