第42回 可視化フロンティア「PIV講習会2022-2」

~可視化情報学会CPDプログラム(技術士継続教育)~

概要

脱炭素社会のためには様々なシステムの最適化が重要であり,様々な流体機械の最適設計のためにPIV(粒子画像流速計測法)をはじめとする流れの可視化計測技術が活用されています.近年CFDなどCAEベースで短時間で効率的に設計することが重要となっています.CFDの高度化・汎用化が進み,設計に適した計算負荷の低い方法も提案されていますが,今もCFDで予測不能な現象は多く解析ツールの検証が不可欠です.適切なモデル化のためにも実現象の計測評価が欠かせません.
PIV計測技術の進歩は著しく,極めて複雑な流れを多次元で計測できる可能性が広がっています.また,多くのPIV計測システムが市販され,企業・大学等における技術導入が進んでいます.これらのシステムではトレーサ粒子像を撮影してソフトを動作させれば,何らかの「もっともらしい」データを得ることができます.正しい結果であると信じたいところですが,実は“もっと正しい”結果を得ることができるかもしれません.測定対象のシステムや機器が複雑で思いどおりに適用できない,綺麗な映像を得ることが難しいといった壁にぶつかることも少なくありません.測定対象の流れ場に適用できるのか?どのような工夫が必要なのか?使用法・適用法に関する情報が乏しいため,『こんなやり方でいいのか?』という点にすら不安を感じるのではないでしょうか.PIV以外の可視化ツールは市販されておらず使用法・適用法に関する情報が乏しいため,何ができて何ができないのか,どのくらいのことまでできるのか?情報が不足しています.
本講習会では,広く普及しつつある流れの可視化をよりよく理解し,適切に活用するための技術情報を提供します.様々な流れ場への適用事例,応用事例など適用可能範囲についての情報を提供します.本講習会により論理的,直感的な理解を深めることができます.企業・大学等の研究者,技術者,大学院生などのうち,流れの可視化計測をこれから実施しようとされている方,実施現場でお困りの方,これまで以上に活用したい方を対象としています.なお,本講習会は技術士の継続教育に関する可視化情報学会CPDプログラムの第42回目として位置づけられており,講習会受講者全員に修了証が発行されます.

日 時:

2022年12月14(水),15(木),21(水),22(木)14:30-18:00 (14:15接続開始)

場 所:

オンライン開催(WebEx Meeting)(アーカイブ 5日間)

アクセス:

ミーティングID,およびパスワードは開催日近くになりましたら参加登録者にお伝えします.

定 員:100名

参加費(不課税):

可視化情報学会 正会員/賛助会員及び協賛学会正会員(不課税) 20,000円,可視化情報学会 学生会員および協賛学会学生会員(不課税) 8,000円,非会員一般(課税)30,000円,非会員学生(課税)12,000円.(博士課程(後期)に在籍する方は「正会員」としてお申し込み下さい.可視化情報学会の賛助会員は1口で3名まで参加することが可能です.協賛団体会員・協賛団体賛助会員の方は本会の正会員料金(1口1名)で受講できます.)
外部サービス『イベントペイ』により受け付けます。キャンセルはできません.万が一ご出席がかなわなくなった場合も規定どおりの参加費が発生致しますので,ご了承ください.その場合,代理の方のご参加が可能となります.

受講申込:

下記申込ページからお申込下さい.
申込ページ

参加申込期限:

2022年12月7日(水)

講習会テキスト:

開催近くになりましたら,参加登録者に電子メールで講義資料のダウンロードサイトを連絡します。

注意:

講義の内容の録画,録音,再配布等は固く禁じます。

修了証:

後日 PDFファイルを電子メールにて送付。

連絡先:

産業技術総合研究所 染矢 聡
E-mail: s.someya@aist.go.jp

主催・協賛

主催:可視化情報学会

協賛(予定):日本機械学会,自動車技術会,日本原子力学会,日本混相流学会,日本伝熱学会,日本液体微粒化学会

プログラム(予定)

12月14日(水)
14:30~15:50 PIV基礎1 (講師:明治大学 榊原 潤)
16:00~17:20 ホログラフィー基礎 (講師:京都工芸繊維大学 村田 滋)

12月15日(木)
14:30~15:50 PSP基礎 (講師:愛知工業大学 江上 泰広)
16:00~17:20 LIF基礎1 (講師:産業技術総合研究所 染矢 聡)

12月21日(水)
14:30~15:50 PIV基礎2 (講師:明治大学 榊原 潤)
16:00~17:20 音の計測 (講師:豊橋技術科学大学 飯田 明由)

12月22日(木)
14:30~15:50 LIF基礎2 (講師:産業技術総合研究所 染矢 聡)
16:00~17:20 PIV発展 (講師:明治大学 榊原 潤)

4日間共通:17:30~18:00 相談コーナー (各講師)

各講義の終了前にQAを設けます。更に、毎日の最後に相談コーナーを設けます。実際に可視化を使っているが上手く行かないとか,こういう計測を行いたいのだがどういうシステムが必要かなど,講習では聞けなかった内容について,自由に相談して頂くことが可能です。

第34期会長 会長就任にあたって

第34期会長 新関 良樹

Inaugural Address by the President for the Thirty-fourth Term

Yoshiki Niizeki

2022年8月8日,ハイブリッド形式にて開催された可視化情報学会通常総会および臨時理事会におきまして第34期の会長に推挙され,就任することとなりました.

本学会は1973年(昭和48年)に開催された可視化シンポジウムを起源とし,その後1981年(昭和56年)に発足した「流れの可視化学会」をルーツとしています.可視化情報学会では1977年(昭和52年)に第1回流れの可視化シンポジウムを開催するなど,精力的な活動が行なわれました.発足より「流れの可視化」が活動の柱でしたが,活動領域の拡大に伴い,1990年(平成2年)には,「可視化情報学会」と名称を変え,社団法人化し,さらに2011年(平成23年)には一般社団法人「可視化情報学会」へと移行して現在にいたっています.

本学会は本年で,流れの可視化学会から通算43代,法人化後34期となりますが,可視化シンポジウムは今年2022年がちょうど第50回で,PSFVIP13と一部合同開催となるなど節目の年にあたります.諸先輩方にはそれぞれ深い想いがある本学会の会長就任は,ひときわ感慨深く,非常に光栄に思うとともに,その重責に身が引き締まる思いです.

本学会が元々ベースとしていた流れの可視化は,今日では流れ場の様子を単に可視化するだけではなく,速度や温度などを非接触で定量的に,しかも多次元・非定常で計測する方法に発達をしてまいりました.現在では,機械・航空・宇宙・土木・建築・海洋・気象などの理工学分野だけではなく,医学・農学・環境科学などさまざまな分野で活用される有力な研究開発手法として活用されています.

さらに「可視化情報」はより広い範囲へと拡大・発展を続けており,物理現象だけではなく,社会科学,人文科学,アートなどにも活用されるようになっています.特にビッグデータと呼ばれる膨大な情報を取り扱う様々な現象の把握・認識には欠かせない技術となっており,近年では深層学習などの統計的機械学習などを取り込み人口知能との融合・応用についても積極的に研究がすすめられています.

日本学術会議においては,本学会第26期会長の小山田耕二先生らによって立ち上げられた「科学的知見の創出に資する可視化分科会」を契機に,横断的学術分野としてのプレゼンスが示し続けられています.

また,仮想現実(VR)/拡張現実(AR)からさらにXRへと発展してきていますが,このような技術についても「可視化情報」は深い関わりを持っています.

2019年にCOVID-19が発生して以来,すでに2年半以上の長きにわたって自粛活動が続いています.その中で我々は遠隔による知的作業の実施などについて,様々なノウハウを身に着け,遠隔のメリットを発見する一方,問題点も明らかとなってきました.アフターコロナで期待される遠隔とFace to Faceをうまく両立させた社会の実現にも「可視化情報」技術は欠かせないものと考えています.
このような状況から,本学会の役割はますます重要となっているものと考えていますが,多くの学会がそうであるように,残念ながら本学会においても会員数の減少には歯止めがかからない状況が続いています.この傾向を改めるためには,会員にとっての魅力度を継続して向上させることが重要と考えます.

本学会は,和文論文集,Journal of Visualizationという二つの論文集を発行するとともに可視化情報シンポジウムとビジュアリゼーションワークショップの二つの国内大会や各種の講習会の開催,研究会などの取組みとともに多くの国際学会にも本学会のプレゼンスを強くアピールし続ける実績を有しています.これらについて継続的に取り組むとともに,これらをコアとしてさらに魅力度をアップするためには,会員の皆様の御協力が不可欠と考えています.よろしくお願い申し上げます.

このように,学会としての活動を持続的に発展させつつ,魅力度の向上をはかることで会員の確保に努める所存ではありますが,一方で短期的に会員数の大幅増が望めない中,現在の学会の身の丈にあった規模として見直す部分があれば対応したいと考えています.これらを含めて,可視化情報学会の活動をより活性化させるためのビジョンの策定と,できるだけの具体的施策の実施をはかってまいりたいと思います.会員の皆様の御支援とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます.

(徳島文理大学理工学部機械創造工学科 教授)

第34期役員理事名簿

第34期 (令和4年6月1日~令和5年5月31日)役員理事名簿

会長

新関良樹(徳島文理大学)

副会長

総務

平田 和也(荏原製作所)

編集

榊原潤(明治大学)

企画

染矢聡(産業技術総合研究所)

理事

総務理事

総務理事 総務委員長:伊藤貴之(お茶の水女子大学)

総務理事 副委員長:元祐昌廣(東京理科大学)

総務(財務)理事 :菊地謙次(東北大学大学院)

総務(財務)理事:宮地英生(東京都市大学)

総務理事:丹下学(芝浦工業大学)

総務理事:富松重行(電業社機械製作所)

編集理事

編集委員会委員長:松田佑(早稲田大学)

編集理事編集委員会副委員長:山本憲(大阪大学)

編集理事:二宮尚(宇都宮大学)

編集理事:坂本尚久(神戸大学)

企画理事

企画委員長:加藤千恵子(東洋大学)

企画理事:木倉宏成(東京工業大学)

企画理事:川口達也(東京工業大学)

企画理事:荒川拓也(富士通)

企画理事:坪倉誠(神戸大学)

企画理事:石井英二(日立製作所)

監 事

桑原譲二(フォトロン)

竹島由里子(東京工科大学)

事務局長

根岸久子(一般社団法人 可視化情報学会)

第41回 可視化フロンティア「PIV講習会2022」

~可視化情報学会CPDプログラム(技術士継続教育)~

概要

脱炭素社会のためには様々なシステムの最適化が重要であり,様々な流体機械の最適設計のためにPIV(粒子画像流速計測法)をはじめとする流れの可視化計測技術が活用されています.本講習会はPIV(粒子画像流速計測法)に焦点をあて,PIVに関する様々な技術情報を提供することを目的としています.近年CFDなどCAEベースで短時間で効率的に設計することが重要となっています.CFDの高度化・汎用化が進み,設計に適した計算負荷の低い方法も提案されていますが,今もCFDで予測不能な現象は多く解析ツールの検証が不可欠です.適切なモデル化のためにも実現象の計測評価が欠かせません.
PIV計測技術の進歩は著しく,極めて複雑な流れを多次元で計測できる可能性が広がっています.また,多くのPIV計測システムが市販され,企業・大学等における技術導入が進んでいます.これらのシステムではトレーサ粒子像を撮影してソフトを動作させれば,何らかの「もっともらしい」データを得ることができます.正しい結果であると信じたいところですが,実は“もっと正しい”結果を得ることができるかもしれません.測定対象のシステムや機器が複雑で思いどおりに適用できない,綺麗な映像を得ることが難しいといった壁にぶつかることも少なくありません.測定対象の流れ場に適用できるのか?どのような工夫が必要なのか?使用法・適用法に関する情報が乏しいため,『こんなやり方でいいのか?』という点にすら不安を感じるのではないでしょうか.本講習会では,広く普及しつつあるPIVをよりよく理解し,適切に活用するための技術情報を提供します.様々な流れ場への適用事例,データ同化等の技術を含む応用事例など適用可能範囲についての情報を提供します.
本講習会により論理的,直感的な理解を深めることができます.企業・大学等の研究者,技術者,大学院生などのうち,流れの可視化計測をこれから実施しようとされている方,実施現場でお困りの方,これまで以上に活用したい方を対象としています.なお,本講習会は技術士の継続教育に関する可視化情報学会CPDプログラムの第41回目として位置づけられており,講習会受講者全員に修了証が発行されます.

日 時:

2022年6月28(火),30(木),7月5(火),7(木) 14:30-18:00 (14:15接続開始)

場 所:

オンライン開催(WebEx Meeting)(アーカイブ 6日間)

アクセス:

ミーティングID,およびパスワードは開催日近くになりましたら参加登録者にお伝えします.

定 員:100名

参加費(不課税):

可視化情報学会 正会員/賛助会員及び協賛学会正会員 20,000円,可視化情報学会 学生会員および協賛学会学生会員 8,000円,非会員一般30,000円,非会員学生12,000円.
(協賛団体会員・協賛団体賛助会員の方も本会会員料金で受講できます.博士課程(後期)に在籍する方は「正会員」としてお申し込み下さい.可視化情報学会の賛助会員は1口で3名まで参加することが可能です.)
外部サービス『イベントペイ』により受け付けます。キャンセルはできません.万が一ご出席がかなわなくなった場合も規定どおりの参加費が発生致しますので,ご了承ください.その場合,代理の方のご参加が可能となります.

受講申込:

下記申込ページからお申込下さい.
申込ページ

参加申込期限:

2022年6月24日(金)

講習会テキスト:

開催近くになりましたら,参加登録者に電子メールで講義資料のダウンロードサイトを連絡します。

注意:

講義の内容の録画,録音,再配布等は固く禁じます。

修了証:

後日 PDFファイルを電子メールにて送付。

連絡先:

産業技術総合研究所 染矢 聡

E-mail: s.someya@aist.go.jp

主催・協賛

主催:可視化情報学会

協賛(予定):日本機械学会,自動車技術会,日本原子力学会,日本混相流学会,日本伝熱学会,日本液体微粒化学会

プログラム(予定)

6月28日(火)
14:30~15:50 PIV基礎1 (講師:明治大学 榊原 潤)
16:00~17:20 マイクロPIV (講師:東京理科大学 元祐 昌廣)
17:30~18:00 相談コーナー (各講師)

6月30日(木)
14:30~15:50 PIV基礎2 (講師:明治大学 榊原 潤)
16:00~17:20 燃焼場におけるPIV (講師:東京工業大学 志村 祐康)
17:30~18:00 相談コーナー (各講師)

7月5日(火)
14:30~15:50 モード分解とPIVへの応用 (講師:東北大学 野々村 拓)
16:00~17:20 製品開発におけるPIV活用事例 (講師:株式会社日立製作所 本多 武史)
17:30~18:00 相談コーナー (各講師)

7月7日(木)
14:30~15:50大型風洞におけるPIV (講師:宇宙航空研究開発機構 小池 俊輔)
16:00~17:20 PIV発展 (講師:明治大学 榊原 潤)
17:30~18:00 相談コーナー (各講師)

各講義の終了前にQAを設けます。更に、毎日の最後に相談コーナーを設けます。実際に可視化を使っているが上手く行かないとか,こういう計測を行いたいのだがどういうシステムが必要かなど,講習では聞けなかった内容について,自由に相談して頂くことが可能です。

国際研究支援金へのご協力お願いと支援者募集

可視化情報学会 会員各位
総務委員長 伊藤 貴之

【 国際研究支援金の経過報告とご協力のお願い】

多くの発展途上国では、経済的な制約により、研究者が国際的な学会に加入し世界の
研究状況を知り、活発な研究活動をすることが困難な状態にあります。
本学会では、このような状態におかれている外国人研究者を支援し、学会活動の国際化を図るため、
1997年度から「国際研究支援金」制度を設置し、募金協力のお願いをして参りました。
いままで貴重なご支援を頂きました皆様には、ここに改めてお礼申し上げます。そして、
この活動を維持し発展させるため、今年度も引き続き募金をさせて頂きたいと存じます。

<募金方法>
2022年度会費請求の際に同封の「ゆうちょ銀行」払込取扱票(振込用紙)にて
(1口:1000円)「国際研究支援金」の項目に口数をご記入の上、直接お振込ください。

2021年度の国際研究支援金ご賛同者(敬称略)
伊藤 慎一郎、前野 一夫、加藤 泰生、武居 昌宏

【国際研究支援金制度による支援希望者の募集】

今期も引き続き支援希望者を募集いたします。
ご希望の方、または支援を必要とする外国人をご存知の方は、
下記要領によりご応募ください。支援希望申込書に基づき本学会で審査のうえ、
応募者には可否の結果を通知いたします。


1.支援の内容
対象は会員の推薦または本人の申請により、本学会が認めた外国人の研究者です(会員資格は不問)。
補助する項目は、以下のとおりです。
(a) 本学会の和文論文集投稿料
(b) 年会費、入会金(含む可視化情報学会誌)
(c) 可視化情報シンポジウムの講演論文集
(d) 可視化情報シンポジウムの参加費
(e) その他、可視化情報学会が適切と認めた項目

2.募集期間
申込受付は随時といたしますが、採用者が年度の定員に達した場合は締切らせて頂きます。
なお本制度の適用は1年とし、 1人につき最大3年までの支援を認めます。

3.申込方法
推薦者または本人により「支援希望申込書」(リンク) に必要事項を記入のうえ(英文可)、
下記の学会事務局までメールにてお申込ください。
E-mail:office @ vsj.jp

2022年 可視化情報学会賞(論文賞,技術賞,奨励賞,映像賞)候補 募集

可視化情報学会では,可視化情報学会賞(論文賞,技術賞,奨励賞,映像賞)の候補募集を3月3日まで延長いたします.

案内

各賞の詳細,応募方法などはこちら

推薦書書式(Microsoft Word形式)

2021年 行事案内

2021年1月29日(金)

日本伝熱学会 関東支部セミナー「未利用熱の活用に関する最新研究紹介」(協賛)

オンライン開催

2021年3月10日(水)

第1回「富岳」流体予測革新プロジェクトシンポジウム(協賛)

Web 会議、もしくは、東京大学生産技術研究所コンベンションホール+Web 会議

2021年4月22日(木)~23日(金)

第54回空気調和・冷凍連合講演会(協賛)

オンライン開催

2021年5月25日(火)~27日(木)

第58回日本伝熱シンポジウム(共催)

オンライン開催

2021年5月26日(水)~28日(金)

第26回計算工学講演会(協賛)

北九州国際会議場 及び西日本総合展示場 新館,北九州市小倉北区

2021年6月9日(水)~11日(金)

第27回画像センシングシンポジウム(協賛)

オンライン開催

2021年6月24日(木)~25日(金)

2021年春季フルードパワーシステム講演会(協賛)

オンライン開催

2021年7月1日(木)~2日(金)

3次元画像コンファレンス2021(協賛)

オンライン開催

2021年7月9日(金)

第8回「伝熱工学の基礎」講習会(協賛)

東京品川インターシティホールまたはオンライン開催

前期:2021年7月11日(日)、後期:2021年11月28日(日)

CG-ARTS検定(後援)

20都道府県

2021年8月1日(日)~4日(水)

14th International Symposium on Particle Image Velocimetry

オンライン開催

2021年8月22日(日)~24日(火)

日本混相流学会混相流シンポジウム2021(協賛)

関西大学千里山キャンパス,大阪府吹田市

2021年8月25日(水)~27日(金)

日本実験力学会2021年度年次講演会(協賛)

弘前大学 文京町キャンパス,弘前市文京町

2021年9月6日(月)~8日(火)

【終了】VINCI2021

オンライン開催

2021年9月9日(木)~11日(土)

可視化情報シンポジウム 2021(主催)

慶応大日吉キャンパス

【日程変更】2021年9月14日(火)~16日(木)

19th International Symposium on Flow Visualization ISFV 19

オンライン開催

2021年9月15(水),17(金),22(水),24(金)

第39回 可視化フロンティア「流れの可視化講習会2021」(主催)

オンライン開催

2021年9月19日、9月25日、12月9日、12月10日、12月16日

2021年度 計算力学技術者(CAE技術者)資格認定事業(協賛)

全国試験会場

2021年9月21日(火)~23日(木)

日本流体力学会 年会2021(協賛)

東京大学 生産技術研究所,目黒区駒場

2021年9月24日(金)~26日(日)

ISTP32 (32nd International Symposium on Transport Phenomena)(協賛)

中国天津市(現地開催およびオンライン開催)

2021年10月13日(水)~15日(金)

第40回日本医用画像工学会大会(協賛)

慶應義塾大学日吉キャンパス協生館 及び オンライン開催

2021年10月13日(水)~14日(木)

第49回日本ガスタービン学会定期講演会(協賛)

パピヨン24,福岡市博多区

2021年10月20日(水)~22日(金)

第69回レオロジー討論会(協賛)

かでる2・7,札幌市中央区

2021年11月13日(土)~14日(日)

第64回自動制御連合講演会(協賛)

京都大学を拠点とするオンライン開催

2021年11月17日(水)~18日(木)

第376回講習会 実務者のための流体解析技術の基礎と応用(協賛)

オンライン開催

2021年11月18日(木)~18日(金)

海洋調査技術学会 第33回研究成果発表会(協賛)

オンライン開催

2021年11月20日(土)~22日(月)

システム・情報部門学術講演会2021(SSI2021)(協賛)

オンライン開催

2021年11月26日(金)

文部科学省「富岳」成果創出加速プログラム「スーパーシミュレーションとAIを連携活用した実機クリーンエネルギーシステムのデジタルツインの構築と活用」第2回シンポジウム(協賛)

オンライン開催

2021年12月1日(水)、2日(木)、8日(水)、9日(木)

令和3年度教育講座「研究者、技術者のための応用数学」コース(協賛)

オンライン開催

2021年12月7日(火)~9日(木)

第32回内燃機関シンポジウム(協賛)

群馬大学 太田キャンパス,太田市本町 及びオンライン開催

2021年12月9日(木)~10日(金)

キャビテーションに関するシンポジウム(第20回)(共催)

オンライン開催

2021年12月14日(火)~17日(金)

SIGGRAPH Asia(シーグラフアジア) 2021 TOKYO(後援)

東京国際フォーラム(千代田区丸の内)

2021年12月14日(火)~16日(木)

第35回数値流体力学シンポジウム(協賛)

フォレスト仙台

2021年12月16日(木)~17日(金)

第30回微粒化シンポジウム(協賛)

オンライン開催(状況に応じて 九州大学医学部百年講堂 とのハイブリッド開催)

第40回 可視化フロンティア「流れの可視化講習会2022」

~可視化情報学会CPDプログラム(技術士継続教育)~

概要

脱炭素社会のためには様々なシステムの最適化が重要であり,そのためには熱と流れの正確な評価と制御が不可欠です.本講習会はPIV(粒子画像流速計測法)をはじめとする流れの可視化に関する技術情報を提供することを目的としています.近年CFDなどCAEベースで短時間で効率的に設計することが重要となっています.CFDの高度化・汎用化が進み,設計に適した計算負荷の低い方法も提案されていますが,今もCFDで予測不能な現象は多く解析ツールの検証が不可欠です.適切なモデル化のためにも実現象の計測評価が欠かせません.
例えばこれらのために利用されつつあるPIV/PTV/LIFシステムではトレーサ粒子像や蛍光画像を撮影してソフトを動作させれば,何らかの「もっともらしい」データを得ることができます.正しい結果であると信じたいところですが,実は“もっと正しい”結果を得ることができるかもしれません.また,PIV以外の可視化ツールは市販されておらず使用法・適用法に関する情報が乏しいため,『こんなやり方でいいのか?』という点にすら不安を感じるのではないでしょうか?

本講習会では,広く普及しつつある流れの可視化をよりよく理解し,適切に活用するための技術情報を提供します.適用事例など適用可能範囲についての情報を提供します.本講習会により論理的,直感的な理解を深めることができます.企業・大学等の研究者,技術者,大学院生などのうち,流れの可視化計測をこれから実施しようとされている方,実施現場でお困りの方,これまで以上に活用したい方を対象としています.

本講習会は技術士の継続教育に関する可視化情報学会CPDプログラムの第40回目として位置づけられており,講習会受講者全員に修了証が発行されます.

日 時:

2022年1月12(水),14(金),19(水),21(金)14:30-17:20 (14:15接続開始)

場 所:

オンライン開催(WebEx Meeting)(アーカイブ無し)

アクセス:

ミーティングID,およびパスワードは開催日近くになりましたら参加登録者にお伝えします.

定 員:100名

参加費(不課税):

可視化情報学会 正会員/賛助会員及び協賛学会正会員 20,000円,可視化情報学会 学生会員および協賛学会学生会員 8,000円,非会員一般30,000円,非会員学生12,000円.
(協賛団体会員の方も本会会員料金で受講できます.賛助会員は1口で3名まで参加することが可能です.博士課程(後期)に在籍する方は「正会員」としてお申し込み下さい.)
外部サービス『イベントペイ』により受け付けます。キャンセルはできません.万が一ご出席がかなわなくなった場合も規定どおりの参加費が発生致しますので,ご了承ください.その場合,代理の方のご参加が可能となります.

受講申込:

下記申込ページからお申込下さい.
申込ページ

参加申込期限:

2022年1月6日(木)

講習会テキスト:

開催近くになりましたら,参加登録者に電子メールで講義資料のダウンロードサイトを連絡します。

注意:

講義の内容の録画,録音,再配布等は固く禁じます。

修了証:

後日 PDFファイルを電子メールにて送付。

連絡先:

産業技術総合研究所 染矢 聡

E-mail: s.someya@aist.go.jp

主催・協賛

主催:可視化情報学会

協賛(予定):日本機械学会,自動車技術会,日本原子力学会,日本混相流学会,日本伝熱学会,日本液体微粒化学会,日本風工学会

プログラム(予定)

1月12日(水)
14:30~15:50 PIV基礎1 (講師:明治大学 榊原 潤)
16:00~17:20 LIF基礎1 (講師:産業技術総合研究所 染矢 聡)
17:30~18:00 相談コーナー (各講師)

1月14日(金)
14:30~15:50 IRカメラ基礎(講師:防衛大学校 中村 元)
16:00~17:20 PIV基礎2 (講師:明治大学 榊原 潤)
17:30~18:00 相談コーナー (各講師)

1月19日(水)
14:30~15:50 感温液晶基礎 (講師:山梨大学 舩谷 俊平)
16:00~17:20 LIF基礎2 (講師:産業技術総合研究所 染矢 聡)
17:30~18:00 相談コーナー (各講師)

1月21日(金)
14:30~15:50 感温塗料基礎 (講師:東北大学 永井 大樹)
16:00~17:20 PIV発展 (講師:明治大学 榊原 潤)
17:30~18:00 相談コーナー (各講師)

各講義の終了前にQAを設けます。更に、毎日の最後に相談コーナーを設けます。実際に可視化を使っているが上手く行かないとか,こういう計測を行いたいのだがどういうシステムが必要かなど,講習では聞けなかった内容について,自由に相談して頂くことが可能です。